枕の高さが首のシワを左右する…若々しさを保つ枕選び
公開日:2018/07/22 / 最終更新日:2018/07/22
首にシワができる原因はいろいろ考えられますが、中でも注意が必要なのが就寝中に使っている枕です。枕の高さが少し違うだけでも、首のシワの現れ方が違うといわれています。首のシワが深くなると顔まで老けて見られる原因になりますから、枕とと関係性をしっかりチェックしておきましょう。
首のシワと枕の高さの関係
首のシワに大きな影響を与えるのは、枕の高さです。枕が高すぎると首が折れ曲がり、その部分にクセがつくことでシワが寄ってしまうのです。だからといって枕が低すぎのも良くありません。あごが上がることで睡眠が浅くなったり、口呼吸をしやすくなったりするため、美容に悪影響をおよぼしてしまいます。
首のシワを防ぐ枕の高さとは
首に負担をかけない枕の高さは、仰向けに寝た状態で横から見た時に眉間とあごの角度が5度になる高さだといわれています。眉間を基準にして、あごがそれより少し下になる高さの枕を選びましょう。眉間の位置が高くなったり、あごが上になったりすると肩や頸椎にも負担をかけるので注意が必要です。
枕を選ぶときや寝るときの注意点
■枕と首元に隙間ができない枕を選ぶ
枕を選ぶ際には、高さだけでなく首元とのフィット感を確かめることも大切です。枕と首まわりに隙間ができないものがベストですから、枕を購入するときは実際に横になって確かめてみることをオススメします。
■合う枕がわからない時は「バスタオル枕」を
自分に合う枕がわからないときは、2枚のバスタオルで枕を作る方法もオススメです。
①1枚のバスタオルを二つ折りにしてからくるくる巻き、ロール状にする
②ロール状にしたバスタオルを首の下に当てて、もう1枚のバスタオルを頭の下に敷く
※バスタオル枕を使用したときにも、眉間とあごの角度が5度になる理想的な高さをキープできるようにしましょう。
■枕カバーにも注意を
肌触りの悪い枕カバーだと睡眠の質が低下して美容に悪影響を与えてしまいます。綿やシルクなど表面が滑らかな枕カバーを使用するようにしましょう。
また枕カバーが汚れていると肌荒れの原因になるので、定期的に洗濯したものに交換することも大切です。できれば2~3日に1回の取替することをオススメします。
1日の1/4は枕を使って寝ていますから、枕の高さや形状がフィットしていないと首にシワができやすくなるのも当然です。首のスキンケアも大切ですが、枕の見直しも同時に行って、シワのない若々しい首を保ちましょう。