表情は印象に大きな影響を与えます。顔の造形自体が特別整っているわけではないのに可愛く見えたり、また逆にパーツはとても整っているのにイマイチ美人には見えなかったりといったこともあるでしょう。顔の印象を左右する表情の元になるのが、性格や考え方といった、いわゆる精神面です。精神面を整えることで、美容はもちろん、健康にもよい影響をもたらすことができます。
今回は、精神面がいかに美容や健康と密接に関わっているかをご紹介します。
■精神面は顔や体に出る
・ポジティブ思考は表情をも明るくする
たとえば愛想笑いをしている人に対して、なんとなく違和感を覚えたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような場合、相手の表情から本心を感じ取っている可能性があります。
逆に言えば、ポジティブで楽しいことを考えていれば表情もおのずと明るくなり、好感を持ってもらいやすくなるのです。
・精神面は健康にも影響を与える
「病は気から」ということわざがありますが、実は単なる迷信ではありません。神経系と免疫系は密接な関係を持っているため、ストレスを感じると免疫力が下がり、結果的に病気になりやすくなってしまいます。
■顔も体も、心とつながっている
上記のように、精神面は美しさや健康にも大きな影響をもたらします。しかし、いいことが起こっているときはポジティブになれても、ネガティブな出来事が起こってしまったときに明るい気持ちをキープするのは簡単ではないでしょう。そのため、気持ちが折れにくくなる考え方や習慣を作ることが大切です。
・一日の始まりをポジティブな気持ちにする
朝にポジティブな時間を過ごすと、その後に嫌なことが起こったとしても、気分を立て直し、前向きな気持ちに戻りやすくなります。起床後にポジティブな気持ちでいることを心掛けましょう。たとえば、好きな音楽を聴いたり、好みの紅茶を飲んだりと、自分が明るくなれる行動を一日の始まりにすることがポイントです。
また、前向きになれる言葉を自分にかけることで、考え方がポジティブに変換されていきます。
感情を自分でコントロールできる方は、そう多くないでしょう。ですが、ポジティブな気持ちでいることを心掛けることで、心身や外見にもよい影響をもたらします。日頃から「今、自分はどんな感情なのか」「私は今、何を考えているのだろう」と客観的に自分を見つめ、いつも前向きな考え方ができるように努めることが大切です。
