顔にほくろが増える原因は?
公開日:2016/08/19 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- 顔にほくろが出来てしまう原因とは・・・
- メラノサイトとは何?
- 紫外線だけが原因ではない?
- 顔にほくろが増えるのを防ぐにはどうしたらいいのか
顔にほくろが出来てしまう原因とは・・・
ほくろが出来てしまう原因のほとんどが、紫外線を浴びることによるものです。例えば、夏にプールや海に行って、たくさんの紫外線を浴びてしまった時などに、肌の中の色素細胞であるメラノサイトの活動が活発になり、ほくろが増えてしまうことがあります。
また、ストレスや疲労、生活習慣の乱れなどが原因でほくろができる人もいます。
メラノサイトとは何?
メラノサイトとは、メラニン色素を形成する色素細胞のことを言います。メラノサイトは紫外線を浴びることで活性化し、メラニンを生成します。
メラニンは紫外線を吸収する機能をもっており、皮膚の色を決定する物質です。夏の海などで、たくさんの紫外線を受けると肌が黒くなるのは、メラニンが生成され紫外線を吸収しているためです。ただし、メラニンが生成されすぎると、体外への排除がうまく行われなくなり、ほくろやシミの原因になります。
紫外線だけが原因ではない?
ほくろができる主な原因は紫外線といわれていますが、それ以外にも原因はあります。女性の場合、ホルモンバランスが乱れ、メラノサイトが活性化してほくろやシミが増えてしまうことがあります。
20代や30代の女性で急に顔のほくろが増加した場合には、ホルモンバランスが崩れていることを疑ってみると良いでしょう。また妊娠中は女性ホルモンが急激に少なくなるため、ほくろが生成されやすい環境になります。加齢やストレスもメラノサイトを活性化させてしまう原因の一つです。
顔にほくろが増えるのを防ぐにはどうしたらいいのか
加齢を止めることはできませんが、外出する際には日焼け止めを塗ったり、帽子を着用したり、日傘をさすなどの対策をすることで紫外線を遮ることができます。紫外線が当たらないように心掛けるだけでも、ほくろの予防に大きな効果があると言われています。
また、ホルモンバランスの乱れを整えることもポイントです。なるべくストレスがかからないようにし、適度な運動と、食生活を整えることは、ほくろの生成を予防することに効果的です。