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加齢で目の色が濁る!? 白目をキレイに保つ方法

公開日:2019/04/09 / 最終更新日:2022/05/23

大野 由実大野 由実先生

加齢で目の色が濁る!? 白目をキレイに保つ方法

白目の美しさは顔の中でも印象を大きく左右するパーツの一つですが、ケアせずに過ごしていると充血したり濁ったりすることがあります。白目の濁りは「疲れている」「老けて見える」といったマイナスのイメージを持つ方も多いので、メイクをしていても白目が澄んでいないと台無しになってしまいます。

今回は、目の色が濁る原因とキレイな白目を保つ方法についてご紹介します。

肌と同じように白目にも現れる老化現象

加齢によって肌にシミやシワができるように白目も老化していきます。白目の場合は充血や黄色くなるなど色に変化が現れますが、白目自体が変色しているわけではありません。

・白目の濁りは組織の衰え
赤ちゃんのようにキレイな白目は、強膜という眼球の外側で目の構造を支えている組織が薄く、眼球を包むブドウ膜が透けている状態です。しかし強膜は加齢によって硬くなったり脂肪がついたりしてブドウ膜を透過しなくなるため、白目が濁って見えるようになります。

・生活習慣が濁りを加速
白目の濁りが起きる原因は汚れの付着やスマホ・PCによる疲れ目以外にも、紫外線ダメージが大きく影響しています。紫外線は体内に活性酸素を発生させ、肌だけでなく目の老化も引き起こし、白目を黄色く濁らせます。喫煙でも活性酸素は発生するので、野外にいる時間が長い方やタバコを吸う方は気をつけましょう。

また飲酒や暴飲暴食による肝臓への負担は肌の黄ばみを招きますが、白目も同じように黄色く濁らせます。白目が鮮やかな黄色に変化すると肝臓病や胆石といった肝臓の病気を患っている可能性もあるため、気になる方は早めに医療機関を受診しましょう。

今日から始められる白目ケア

加齢を止めることはできませんが、生活習慣を変えることで白目をキレイにすることができます。毎日のケアで白目の濁りを防ぎましょう。

・紫外線から目を守るサングラス
目には元々紫外線を防ぐ機能がありますが、長時間屋外で過ごす場合は紫外線対策としてサングラスを着用しましょう。あらゆる方向からの紫外線を防げる大きいサイズのもので、紫外線を99%以上カットする加工が施されているものがお勧めです。
レンズの色はUVカットには影響しないといわれていますが、濃すぎると見え方が悪くなることもあるので試着しながら選びましょう。

・目を動かして疲労回復
眼疲労を蓄積しないことも美しい白目を保つために大切なことです。手軽に疲れを取れる目薬も良いですが、目の周りの筋肉をほぐして血流を良くするのも効果があります。
強い瞬きやウインク、黒目を大きく動かすなどの動作は簡単なうえ、涙が目全体に行き渡るのでスッキリします。

・白目をキレイにする栄養素の摂取
ほうれん草やブロッコリーに含まれるルテインには紫外線から目を守る効果、レバーや卵に含まれるビタミンB1・B2には目の健康を維持する効果があり、白目を美しくするために摂りたい栄養素です。またブルーベリーやナスなどに含まれるアントシアニンは、疲れ目に効果があるので意識して摂取してみてください。

紫外線対策や目の健康に良い食事などを心掛けることで、澄んだ白目を維持することができます。今回ご紹介したケア方法を生活に取り入れて、年を重ねてもキレイな白目を保ちましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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