水虫の可能性も? 足裏の乾燥を改善するケア方法とは
公開日:2018/08/24 / 最終更新日:2022/09/09
足裏が乾燥してガサガサだと、足元のオシャレを思い切り楽しめなくなってしまいますよね。
まだまだサンダルが活躍するこの季節、足裏が乾燥する原因を詳しく知り、正しいケアでつるつるピカピカの美足を目指しましょう!
足裏の乾燥による症状とは
足裏が乾燥すると、主に下記のような症状が現れます。
・ひび割れ
・カサつき
・粉吹き
・皮むけ
・かゆみ
中でもひび割れや皮むけなどは、悪化すれば歩行時の痛みにもつながってしまうため、早めのケアが必要です。ただしケアをする前に、何が乾燥の原因になっているのかを正しく把握することが大切になります。なぜなら改善方法は原因別に異なり、間違ったケアをするとかえって症状が悪化してしまう恐れがあるためです。では、足裏を乾燥させる主な原因を見ていきましょう。
足裏の乾燥を招く原因とは
≪原因1. 血行不良・体調不良≫
血行が悪いと新陳代謝が遅れ、足裏の角質が厚くなって乾燥しやすくなります。また、冷えや腰痛、生理不順等の体調不良の際もかかとを硬くする原因のひとつ。柔軟性のないかかとから、乾燥してひび割れたかかとへと発展してしまうのです。
≪原因2. 足裏に負担をかける靴・歩き方≫
ヒールの高い靴や底の薄い靴を履いていると足裏に負担がかかり、乾燥を招きやすくなります。また、足を引きずるような歩き方も足裏の皮膚を傷つけるため、ひび割れやカサつきを招く原因に。
≪原因3. 間違ったケア≫
軽石などで角質を削りすぎるなどの間違ったケアを続けていると、足の肌はダメージを受けてしまいます。すると肌を守るためにかえって角質が厚くなり、ガサガサの足裏に。
≪原因4. 水虫≫
水虫というとジュクジュクとした湿っぽいイメージがありますが、逆に乾燥してカサカサになる水虫もあるのです。このタイプは「角質増殖型水虫」と呼ばれ、ひび割れや皮むけなどの症状を引き起こします。自宅でのケアは難しく、逆に悪化させてしまう場合もあるため皮膚科の受診が必要です。
足裏の乾燥を改善するケア方法
血行不良や体調不良の方、足に合わない靴や間違ったケアで足裏に負担をかけていた方は、角質が厚くなって乾燥しやすくなっています。まずは角質を適度に取り除いてから、乾燥を防ぐための保湿を入念に行いましょう。
・足裏をつるつるにする角質ケア&保湿方法
①足が乾燥した状態で、足裏専用のヤスリで角質を薄く取り除く
②ゆっくりと湯船に浸かり、角質を柔らかくする
③入浴後、足の裏にたっぷりの保湿クリームを塗る
④クリームが取れてしまわないよう靴下を履いて就寝する
ポイントは、入浴前の乾いた状態で角質を薄く取り除くこと。乾燥した状態で行うことで皮膚の下の組織を傷つけず、角質が厚くなるのを防ぐことができます。
いかがでしたか? 乾燥が悪化すれば、足元のオシャレが楽しめないだけではなく、傷や痛みに発展してしまう可能性もあります。しっかりと原因を見極め、正しいケアで足裏を労わってあげましょう。なかなか改善されない場合は、早めに皮膚科の受診を検討することも大切です。