ニキビ・肌荒れの原因にも!? 皮脂を増やす食べ物4選
公開日:2019/07/21 / 最終更新日:2022/05/19
過剰な皮脂分泌はニキビや肌荒れの原因になることもあるため、できるだけ防ぎたいもの。
しかし普段の食生活が偏っていると、どんなに正しいスキンケアをしていても、皮脂の量が増えてしまうことがあります。皮脂を増加させる食べ物を、理由や理想的な取り入れ方とあわせてチェックしてみましょう。
皮脂を増やす食べ物①:脂質の多いもの
肉類や揚げ物など、脂っこい食べ物は皮脂の量を増やす原因になります。エネルギーとして消費されなかった分が中性脂肪になり、それが毛穴から排出されてしまうのです。
特に肉の脂身やバターなどの動物性脂肪は、中性脂肪のもとになる飽和脂肪酸が多く含まれています。ポテトチップスなどのスナック菓子や、生クリームたっぷりの洋菓子などにも注意が必要です。
皮脂を増やす食べ物②:糖質の多いもの
実は脂質だけでなく、糖質の過剰摂取も皮脂を増やす原因になります。糖質もエネルギーとして消費しきれないと、中性脂肪になってしまうのです。
ご飯やパンは適量に留めるとともに、糖質の多い菓子類はできるだけ控えるようにしましょう。和菓子は洋菓子に比べるとヘルシーというイメージがありますが、糖質が多いのでやはり摂り過ぎは禁物です。
皮脂を増やす食べ物③:カレーなどの辛いもの
カレーや唐辛子などの辛いものは新陳代謝を活発にするので、肌に悪いとは言い切れません。しかし辛いものを食べて発汗すると、汗と同時に皮脂が分泌されて肌のベタつきを招くことがあります。
また、辛いものを過剰摂取すると、胃腸が荒れて肌質にも悪影響を与えます。カレーライスには脂質も糖質も多く含まれていますから、1週間に1~2回までにするなど、節度ある食べ方を心掛けましょう。
皮脂を増やす食べ物④:アルコール
アルコールを体内で分解するときには、多くのビタミンB群を消費します。しかしビタミンB群にはもともと、皮脂の分泌量をコントロールしたり、皮膚や粘膜の健康を保ったりする働きがあります。
そのため、お酒を飲みすぎると皮脂が多く分泌され、ニキビや肌荒れが発生しやすくなってしまうのです。お酒の飲みすぎは、美容だけでなく健康にも大きな被害を与えます。お酒を飲むときには摂取量に注意しましょう。1日につき、ビール中瓶1本程度が目安です。
皮脂の分泌量が多いと、日中のテカリやメイク崩れを招く原因にもなります。サラリと爽やかな肌を保つために、普段の食べ物から見直してみましょう。