筋肉痛の時は筋トレを続ける? 休む? 正しい対処法とは
公開日:2018/02/06 / 最終更新日:2022/09/09
最近では「ダイエットのために筋トレをしている」という女性も少なくありません。でも筋肉痛になっていしまったときには、「運動を続けて良いのか」「休んだほうが良いのか」悩んでしまいますよね。
体に筋肉痛を感じているときにはどうするのが正しいのか、ダイエットの観点から詳しく掘り下げてみましょう。
筋肉痛のときは無理に動かないほうが良い!
筋トレで筋肉痛になった場合は、2~3日の間は体を休めるのが正解です。なぜなら筋肉痛になっているときは、筋肉の修復と成長が行われているため。このタイミングで無理に運動すると、筋肉の細胞が壊れて、思ったように成長できなくなってしまうのです。ダイエット中は「もっと動かないと」と焦りがちですが、しなやかな筋肉を作るために休息もきちんと挟むようにしましょう。
筋肉痛の時は代謝がアップしている!
ダイエット中に体を動かさないと、何だか罪悪感が湧いてしまいますよね。しかし筋肉痛のときには、実は代謝がアップしていて太りにくくなっています。寝ていても筋肉が育ち、筋トレ前よりエネルギーが消費されやすい体になっているのです。もちろん食事量を増やすと太ってしまいますが、カロリーに気をつけている限り、太る心配はありません。
筋肉痛のときでも続けておきたい運動・ボディケアとは
しかし筋肉痛だからといって、サボり癖が習慣化してしまうとダイエット的にはNGです。筋肉痛のときでも以下のような運動やボディケアは続けてOKですので、積極的に取り入れてみましょう。
・有酸素運動
ウォーキングなどの有酸素運動は、血行を促進して筋肉痛の回復を早める効果があります。また、脂肪燃焼効果が高いため、ダイエットの効率もぐんとアップします。無理をしない範囲で、軽めの有酸素運動を行いましょう。
・ストレッチ
ストレッチも血液の流れを良くしてくれるため、筋肉の疲労回復に効果的です。ちなみに筋肉痛のときは、筋肉をほぐす「静的ストレッチ」がお勧めです。反動をつけずに、ゆっくりと深呼吸をしながら、筋肉を10秒ずつじんわりと伸ばしましょう。ストレッチにはリラックス効果も期待できるため、就寝前に行うと安眠効果も得られます。
・リンパマッサージ
リンパマッサージをすることで血行を促進し、老廃物や疲労物質の排出を促すことができます。リンパの流れを辿りながら、身体の末端から中央に向かって撫でるように行いましょう。しかし、筋肉を揉むような強めのマッサージは避けましょう。無知な素人が行ってしまうと、かえって筋肉を傷つける恐れがあります。あくまでも優しく、撫でるようなマッサージを心掛けましょう。
ダイエットのためには、筋トレや運動などが大切なポイントとなります。きちんと継続して続けていくためにも、休むときは休む、動くときには動くといったオンオフをしっかりとつけていきましょう。