冬になるとクマの女性が増加する!? その原因と対策
公開日:2019/01/10 / 最終更新日:2022/06/02
きちんとケアをしているのに冬になるとクマがひどくなると感じている方はいませんか?クマは疲労や寝不足に関係なくできることもあり、特に冬はできやすい状態になっています。
今回は、冬にクマができる原因と対策方法についてご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
なぜクマができるのか?
疲れて見えたり老けて見えたり、顔の印象を左右するクマは冬になるとできやすいといわれています。では、そんなクマの原因とは何なのでしょうか?
・クマは摩擦や紫外線による色素沈着
目元の皮膚は他の部分に比べて薄く(0.6mm程度)、頬の3分の1ほどの薄さしかありません。皮膚が薄いと刺激に弱く、目を擦ったり紫外線を浴びたりするだけでも目元はダメージを受けます。摩擦や紫外線でダメージを受けるとメラニン色素が定着し、皮膚がくすんでしまいます。このくすんでできた茶色い黒ずみがクマ(茶クマ)です。
また、寝不足や喫煙で血行が悪くなってもクマはできやすくなります。血行不良によるクマは血液の黒ずみが透けて青色に見えるため「青クマ」と呼ばれ、他にもたるみによる「黒クマ」もあります。
・冬のクマは乾燥と冷えによるもの
冬にできるクマは「茶クマ」と「青クマ」の両方が考えられます。「茶クマは」色素沈着によるものですが、乾燥でもメラニン色素は溜まりやすくなります。乾燥で角質層が硬くなると、ターンオーバーのサイクルが乱れます。するとメラニン色素が溜まり「茶クマ」を引き起こしてしまうのです。
さらに寒さによって体が冷えるため、血行も悪くなり「青クマ」も招いてしまいます。この両方が重なるとクマが濃くなってしまうこともあるので、冬は早めの対策が必要です。
クマを悪化させないための対策
クマの原因によって対処法は異なります。乾燥や冷えなど、自分のクマの原因に当てはまる方法でクマを解消しましょう。
・冷えによる血行不良にはマッサージ
体の冷えを感じている場合は、体を温めたり血流を良くするマッサージを行ったりして冷えを改善し、血行を促すことでクマを解消することができます。しかし、目元をマッサージしすぎるとクマを悪化させてしまうこともあるので、目元を避けて頬や額などをほぐすのがお勧めです。
・目元の保湿
乾燥を感じている場合は目元を保湿しましょう。保湿剤を塗り込むのではなく、優しく叩きこむようにケアします。ケアの前にホットタオルで血流を良くするとより効果的です。
・クマに良いとされるカシス
クマに良い食材としてカシスも注目されています。カシスに含まれるカシスポリフェノールは血流促進や肌の赤みを向上させる作用があるため、クマのケアに役立ちます。ドリンクやサプリメントで気軽に摂れるため、気になる方は試してみましょう。
クマがあると年齢よりも老けて見られてしまいます。冬はクマができやすいため、くすみを感じたら早めのケアが大切です。原因を見極めて自分に合った対処法を行いましょう。