大股で歩くだけでダイエット!正しい歩き方とは
公開日:2016/09/30 / 最終更新日:2016/09/30
ウォーキングは誰でも簡単にできるだけでなく、基礎代謝を上げたり脂肪を燃やすことができる運動です。しかし、歩き方を間違えると効果がでにくい運動方法ともいえます。そこで、ダイエット効果を引き出す正しい歩き方についてご紹介します。
なぜ正しい歩き方が大切なのか
人間の体は、毎日の習慣や間違った姿勢によって歪みやすくなります。その姿勢の歪みが、やがて骨格の歪みへをつながります。たとえば、猫背の姿勢が習慣になってしまうと顎が前に突き出た姿勢をとりやすくなり、背中がまるまってお腹の肉がたるむ原因となります。
そして姿勢と同じように歩き方も大切です。
足を引きずるようにして歩いたり、ペタペタとペンギンのような歩き方をしていると骨格に影響を与えてしまいます。さらに姿勢が歪んでいると骨盤が開きやすくなることが特徴です。開いた部分の脂肪がたまりやすくなり、ダイエットにも悪影響だといえます。
せっかく、たくさん歩いてカロリーを消費しても、脂肪がたまりやすい状態では、大きな効果は見込めません。
歩く前に正しい姿勢を身に着けよう
歩きはじめる前に、まずは正しい姿勢を意識できるようになりましょう。ただ正しい姿勢をとろうとすると、多くの人が背筋を伸ばして胸を張った姿勢をとろうとしがちです。
◆正しい姿勢を作る方法
1.肩幅程度に足を開いて立ちます。
2.目線を2cm程度上にあげて、10mほど遠くをみて顎を軽く引きましょう。
3.両方の肩甲骨を背中の中央にぐっと寄せ、肩の力を抜きます。
肩甲骨と骨盤は連動して動く性質を持っており、肩甲骨が開いていると骨盤も開きやすくなります。肩甲骨を背中の中央に引き寄せれば、自然に骨盤がしまりやすくなります。
ダイエットのために実践したい正しい歩き方
正しい姿勢を意識できるようになったら、いよいよ歩きはじめましょう。
むやみにだらだらと歩いても、大きな運動効果は見込めません。ポイントは一歩の幅を大きくすることです。大股で歩くことで消費カロリーが増えるだけでなく、骨盤が刺激され、便秘改善効果も期待できます。
◆ダイエット効果が高い歩き方
1.正しい姿勢を意識しながら、右足を一歩踏み出します。足の付け根から動かす
ように注意して、かかとで着地しましょう。
2.かかとで着地したら、足の裏で地面を押すようにして前に進み、左足を踏み出
します。膝をまげないように注意しましょう。
3.できるだけ大股で歩くことを意識しながら、颯爽と歩きましょう。腕は軽く曲
げ、肘を背後につきだすように意識します。
最初は難しく感じるかもしれませんが、クセがつくようになれば自然とこの歩き方ができるようになるでしょう。毎日歩くからこそ正しい姿勢を身につけて、ダイエットに大いに役立ててください。