冬場になると手足が冷えると感じる方は多いですが、「顔が冷える」と自分で認識している方は少ないのではないでしょうか。
実は、気温が下がるのとともに、顔の温度もガクンを下がってしまいます。体同様に顔も冷えていると、肌への様々な悪影響が出る恐れがあるのです。手足は手袋やカイロで温めることができますが、顔は隠すわけにはいきません。顔が冷えるとどんなことが起こるのか、顔の冷えを解消するテクニックも合わせてご紹介します。
顔が冷えると肌が老化する
顔が冷えていると当然、顔の血行が悪くなります。
摂取した栄養素は、血液によって全身を巡っていきますが、顔の血行が悪くなると肌への必要な栄養素が充分に届きにくくなってしまうのです。栄養素がたっぷりと補えなくなるとターンオーバーが遅れ、古い角質は溜まったままになってしまうでしょう。
ターンオーバーがうまくいかないと「くすみ」が目立つようになったり、肌の水分量が減少して「乾燥」や「シワ」が出やすくなります。
今日からできる顔冷え解消テクニック
1.頭皮をマッサージ
頭皮を軽く揉んでマッサージしたり、タッピング（軽くポンポン叩く）します。頭皮と顔の皮膚は繋がっているので、頭皮を刺激することで顔の血行を促せます。
2.首を温める
冬場の外出先では、首の後ろを温めると顔の冷え解消にも役立ちます。
マフラーの内側にカイロを貼っておくと、上着をモコモコ着るよりも体感温度も上がります。
3.肩回しストレッチ
デスクワークの方や育児中の方に、肩こりはつきものといっても過言ではないですよね。肩こりを改善すれば、顔にも血液がまわりやすくなるので、空き時間に肩をグルグル回してストレッチしましょう。
4.体を温める飲み物を持参する
冬のオフィスや外出時に保温できるマイボトルを持参している方を多く見ますが、中身はコーヒーなどのカフェイン飲料が多数です。顔冷え解消には、紅茶にショウガを入れたり、ホットレモンやココアなどがオススメです。
5.表情筋スチレッチ
顔の表情筋を鍛えるように、口を大きく開けて「あいうえお」の形をゆっくりオーバーにやると顔が温まりやすくなります。表情筋を鍛えるとエイジングケア効果も期待できるので一石二鳥です。人前では少し恥ずかしいので、トイレに行ったときにやすと良いでしょう。
