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あなたは「カルシウム、足りてますか?」

公開日:2015/04/09 / 最終更新日:2024/03/13

城野 親徳城野 親徳総院長

あなたは「カルシウム、足りてますか?」

ビタミンCをはじめ、ビタミン類が美肌に欠かせないということはご存知ですね。美容のために意識してきた様々なビタミン類を摂るように心がけているという方は多いと思います。

でも見落とされがちなのが、ミネラル類です。特にカルシウムは、日本人に最も不足しがちな栄養素とも言われています。カルシウムは、丈夫な骨を作るためだけでなく、きめ細やかな美しい肌を作るためにも必要だということをご存知でしょうか。

身体機能を正常に保つカルシウム

カルシウムといえば、骨や歯を丈夫にするミネラルという印象が強いかと思います。実際、人間の体の中のカルシウムの99%は骨や歯に存在しています。カルシウムを摂取することは骨粗鬆症の予防にも大切です。

体内のカルシウムの残りの1%は血液や筋肉などに存在し、人間の身体が正常に働くための調節機能を担っています。この働きも非常に重要で、例えば肌の新陳代謝を正常に保ったり、肌の水分量を保ったりすることにもカルシウムは大切な役割を果たしているのです。つまりカルシウム不足は、肌トラブルの原因にもなるのです。

カルシウムを効率よく摂るには

カルシウムを含む食品といえば、真っ先に思い浮かぶのが牛乳ですね。牛乳のカルシウムは吸収率も良く、カルシウムを摂取しやすい食品です。ただし、日本人には牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解できない体質の人も多いことがわかっています。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような場合は、無理に牛乳を飲もうとせず、以下のような食品からカルシウムを摂ることをオススメします。

・乳製品(チーズ・ヨーグルトなど)

・大豆製品(豆腐・納豆・豆乳など)

・野菜類(小松菜・ケーキ・モロヘイヤなど)

・骨ごと食べる小魚(しらす干し・干しエビ・ワカザギなど)

・海藻類(わかめ・こんぶ・青のりなど)

カルシウムの吸収を助けるビタミンDを合わせて摂るのがオススメです。ビタミンDは、卵黄やいくらなどに含まれています。

健康はもちろん美容のためにもカルシウムが不足しないように意識してみてください。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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