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乾燥?カビ?「顔のかゆみ」を引き起こす原因と対策

公開日:2018/06/08 / 最終更新日:2022/07/11

大野 由実大野 由実先生

乾燥?カビ?「顔のかゆみ」を引き起こす原因と対策

ふとした瞬間に出る顔のかゆみは、長引かない限りあまり気にならないもの。しかし、いくら掻いても痒いときは、かゆみの原因に目を向けて根本から解消しないと、肌荒れや色素沈着を招く原因になることもあります。
まずは顔のかゆみの原因を知り、防ぐための対策方法を取り入れていきましょう。

掻いても引かない顔のかゆみの原因とは?

・乾燥
肌の乾燥がひどくなると、肌表面のバリア機能が低下して外部刺激に弱い状態になります。髪や衣類が触れた時など、ちょっとした刺激で肌がムズムズとかゆくなってしまうのです。

・アレルギー
アレルギーのある物質に触れると、肌にかゆみが出ることがあります。アレルゲンとなる可能性があるのは、化粧品、食品、ハウスダスト、カビ、日光、動物の毛など人によって違います。この場合、アレルギー反応を押さえる薬を摂取しない限りかゆみが引かない、なんてことも少なくありません。

・カビ
皮膚の表面にカビが異常繁殖すると、炎症と共にかゆみが発生します。カビが原因で起きる皮膚炎には、皮むけと赤みが出る「脂漏性皮膚炎」や、ニキビと似た症状が出る「マラセチア毛包炎」などがあるので注意しましょう。

・自律神経の乱れ
睡眠不足やストレスなどによって自律神経が乱れていると、顔にかゆみが出ることがあります。汗で皮膚がピリピリとかゆくなる人も、自律神経が乱れている可能性が高いと言われているので一度医師の検診を受けてみるのもいいかも知れません。

今すぐ始めたい! 顔のかゆみの対策方法

・かゆみの原因を特定する
十分な保湿をしても強いかゆみが収まらない場合、もしくは皮膚に何らかの異常が見られる場合は、アレルギーやカビが原因の可能性があります。その場合はセルフケアで完治させるのは難しいので、皮膚科に行って適切な検査と治療を行いましょう。

・肌に触れるものは常に清潔にする
顔のかゆみを招かないためには、顔に触れるものを常に清潔にしておくことが大切です。タオルや寝具はもちろんのこと、メイク用品のパフやチップ、ブラシなどもこまめに洗浄して雑菌の繁殖を防ぎましょう。

・肌は過剰に殺菌しない
肌を石けんやアルコールなどで過剰に殺菌すると、皮膚の常在菌のバランスが乱れて、かえってカビが繁殖しやすくなります。また、殺菌剤の入った洗顔料や化粧品は刺激が強いので、長期間使い続けないようにしましょう。

・掃除をこまめにする
アレルギー持ちの方がハウスダストやカビの多い部屋にいると、顔のかゆみが出やすくなります。室内の掃除はもちろんのこと、エアコン・空気清浄機・加湿器・掃除機のフィルターなどもこまめに掃除しましょう。

まずは肌の洗浄と保湿を正しく行い、それでもかゆみが収まらない場合は皮膚科での相談がお勧めです。また、睡眠不足や栄養不足、ストレスの解消も同時に行ってください。

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大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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