こんなところに!?脇の下にできるイボの種類とメカニズム
公開日:2016/02/14 / 最終更新日:2016/02/14
「気がついたら脇の下になにかできているかも!」このような経験したことがある方もいることでしょう。この脇の下にできる「イボ」には、いくつかの種類があることをご存知ですか?そこで今回は、脇下にできるイボの種類とメカニズムについて紹介します。
脇のしたイボができるのはなぜ?
なかなか周りの人には相談しにくい脇の下のイボ。なぜこんなところにできてしまうのでしょう。脇の下は、ほかの部位に比べてて皮膚が薄く、毛穴が多いため比較的イボができやすい部位であるといえます。
それに加え、下着や衣服の摩擦などで刺激を受けやすい部分です。こういったことが脇の下にイボができるメカニズムです。
また加齢もひとつの原因で、肥満体型の人は痩せ形の人に比べ、脇の下にイボができやすといわれています。
脇の下にできやすイボとは?
脇の下にできるイボはいくつか種類があります。まず一つ目は「アクロコルドン」です。
このタイプは脇の下でできるイボの中でもごくごく小さいタイプのイボです。その大きさは2㎜から3㎜ほどで、盛り上がったような感じがないことが特徴です。またたくさんできやすく、広範囲にわたって症状が現れることも珍しくありません。
2つ目は「軟性線維腫」です。
1㎝ほどと大きめで、見つけた時にはビックリするかもしれませんが、このタイプは良性なので、心配することはありません。多発することは珍しく、一つずつできることが特徴です。簡単な手術で取り除くことができます。
3つ目は、「懸垂性線維腫」です。
これは軟性繊維腫を放置したことで、大きくなりすぎてしまったタイプのイボです。名前の通り、脇下から垂れ下がったようにできることが特徴です。こちらも良性のイボで、クリニックなどで取り除いてもらうことができます。しかし懸垂性線維腫となってしまう前に、しっかりと治療することをオススメします。
これらの脇の下のイボを確認したら、そのイボを大きくしなためにも刺激を与えないようにすることが大切です。
特に脇毛の処理は、肌や毛穴にダメージを与えてしまいます。なるべく肌に刺激の少ない方法で処理するようにしましょう。
また処理をしたあとは保湿をして、乾燥から肌を守ることも大切です。さらに衣服の摩擦や締め付けもイボの原因となってしまいます。きつめの服は避け、ある程度ゆとりを持たせましょう。
女性にとってキレイな脇は、大きな魅力のひとつになります。早めのケアを心がけ、清潔感ある脇をキープしましょう。