体の冷えはダイエットの大敵! 痩せ体質を作る温活方法
公開日:2020/03/07 / 最終更新日:2020/05/23
体の冷えは万病の元といわれていますが、実はダイエットにも良くないってご存じでしたか? 冷えはダイエットの効率を低下させ、太りやすい体質を作ってしまうのです。冷えとダイエットの意外な関係性を、痩せやすい体質を作る温活方法と一緒にご紹介します。
冷えがダイエットに与える影響とは
代謝が低下して痩せにくくなる
人は、体温が1度低下すると基礎代謝が約12%下がるといわれています。たとえば基礎代謝が1300kcalだったすると、体温が1度下がると156kcalもエネルギーを消費しにくい体になることに。つまり体が冷えれば、おのずと痩せにくく太りやすい体質になってしまうのです。
むくみやセルライトの原因にも
体が冷えると血液やリンパの流れが悪くなるため、水分や脂肪などの老廃物が蓄積しやすい状態になります。すると体はむくみ、セルライトも生じやすくなることに。老廃物が溜まった体は代謝が低下しやすくなりますので、さらに太るという悪循環に陥ってしまいます。
ダイエットを成功させる温活ポイント
お腹と3つの首を温める
体を冷やさないためには、体幹部であるお腹と、首・手首・足首の3つの首を温めることが大切だといわれています。お腹には腹巻き、首にはマフラー、手首にはアームウォーマー、足首にはレッグウォーマーなど、それぞれに適した防寒具を着けて、冷えをしっかり防ぎましょう。
しょうがを活用する
加熱したしょうがは体を温めて、代謝を活発にしてくれます。お鍋などの料理、紅茶などの飲み物にしょうがを加えて、体の芯からポカポカと温まりましょう。チューブタイプのしょうがにも温め効果が期待できるので、気軽に活用してみてはいかがでしょうか。
タンパク質をしっかり食べる
タンパク質は、熱を作り出す筋肉の材料になります。不足すると体が冷えやすくなるので、普段から積極的に摂り入れましょう。タンパク質は、肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などに多く含まれています。さまざまな食材を食べると、他の栄養素も補給できて効果的です。
ダイエット注射・ダイエット点滴を打つ
アルファリポ酸を投与するダイエット注射やダイエット点滴には、エネルギー代謝を活発にする作用があるため、体脂肪の燃焼を促すとともに、冷えを防ぐ効果が期待できます。普段から汗をかきにくい方、運動をしても痩せにくいと感じている方にお勧めです。
体が冷えているときは、代謝が低下して痩せにくくなっているサインです。冷えを見過ごしていれば、いくらダイエットを頑張っていても効果が現れにくくなってしまいます。理想的な体型を手に入れるために、日頃から積極的な温活を心掛けていきましょう。