美肌を保つ秘訣! 生理周期を意識したスキンケア方法
公開日:2017/09/01 / 最終更新日:2019/10/16
女性は生理周期によってホルモンバランスが変化しています。それにともなって、肌のコンディションも変化しているってご存じでしたか?月経前に肌がオイリーになり、ニキビができやすくなるのも、ホルモンバランスが関係しているのです。
そこで、そんな変化に対応して、肌を美しく保つためのスキンケア方法や過ごし方をご紹介します。
月経期のスキンケア方法・過ごし方
生理中である月経期は体温が低く、体が冷えがちです。そのため血行不良が起こりやすく、肌にも栄養が行き渡りにくくなります。それにより肌が乾燥しやすくなるので、基礎化粧品でしっかりと保湿しましょう。
また、冷えた体を温めて血行を促すことも大切です。カイロを腹部や腰に貼っておくと、肌の代謝を上げるとともに生理痛を緩和することもできます。
なお、月経によって鉄分不足になりやすいので、鉄分の多い食品やサプリメントなどで補いましょう。
卵胞期のスキンケア方法・過ごし方
生理が終わった後の卵胞期は、エストロゲンの働きが活発になります。エストロゲンはコラーゲンの生成をサポートしてくれるホルモンのため、肌の調子も良くなります。パックや角質ケアなど攻めのスペシャルケアを取り入れて、よりいっそうの美肌を手に入れましょう。
なお、コラーゲンの生成にはビタミンCが欠かせません。この時期にはビタミンCを積極的に補給しておきましょう。
黄体期前期のスキンケア方法・過ごし方
排卵後の黄体期前期は、プロゲステロンの分泌が高まっていく時期です。肌の内側が乾燥するインナードライになりやすいので、いつも以上の保湿を心掛けましょう。
また、黄体期前期は精神状態にも変化が訪れます。イライラしやすくなるので、自分に適したストレス発散法を見つけておきましょう。リンパマッサージなどで老廃物を排出することも、肌荒れや身体のストレス対策に有効です。
黄体期後期のスキンケア方法・過ごし方
黄体期後期はプロゲステロンが優位になり、肌の調子が悪くなります。オイリー肌になってニキビができやすくなるので、丁寧な洗顔と保水を心掛けましょう。
なお、この時期の肌は敏感になっているので、スペシャルケアは禁物です。最低限のスキンケアで、不必要な刺激を与えないようにしましょう。ビタミンやミネラルをしっかり補給しておくことも、肌トラブル防止につながりますよ。
また、黄体期後期は心も不安定になりがちです。できるだけストレスをシャットアウトして、一人でリラックスする時間を設けましょう。
肌トラブルにお悩みの方は、女性ホルモンバランスの働きにあったスキンケア方法を実践してみてください。