夏は便秘になりやすい!? 夏の便秘の原因と対策
公開日:2017/02/26 / 最終更新日:2019/08/22
ニキビや肌トラブルを引き起こす原因の一つに、便秘があります。
便秘になるとどうしても体内に毒素や老廃物が溜まりがちになって、肌にも悪影響が出てしまうのです。
そんなイヤな便秘になってしまう要因が、夏にはたくさんあるってご存知ですか?
夏に便秘になりやすい原因と対策についてお伝えします。
原因① 発汗による体内の水分不足
暑い夏は汗をたくさんかくもの。自然と体内の水分が失われてしまいます。
飲食によって摂った水分がどんどん消費されるため、腸内で作られる便の水分量も少なくなってしまいます。水分の少ない便は硬くなるためスムーズに排便されづらく、便秘の原因になるのです。
こまめな水分補給は、便秘予防にもつながります。
1回コップ一杯程度の水をこまめに飲むようにして、1日合計1.5リットル程度の水を飲むように心掛けましょう。スイカなど水分の多いフルーツを食べるのもお勧めです。
原因② エアコンなどによる身体の冷え
エアコンや冷たいものを食べたり飲んだりすることで、夏の身体は思いのほか冷えています。胃腸が冷えてしまうと機能が低下し、消化・吸収の働きが悪くなり良い便が作られなくなってしまいます。
身体を冷やしすぎないために、エアコンの風は直接身体に当たらないように調節しましょう。
また、冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎず、温かいものも摂ることを心掛けて。
湯船にじっくりと浸かる入浴で身体を温め、血行を良くするのも良いですね。
原因③ 夏バテによる食欲不振
夏バテで食べる量が減ってしまうと作られる便の量も少なくなります。
少量の便では便意もうまく起こりません。
食欲がないからと食べないとさらにバテてしまうだけでなく、便秘にもつながってしまうのです。
食べやすい麺類などを上手に取り入れてできるだけ食事はしっかりと摂るようにしましょう。
暑い夏は身体にも負担がかかりやすい季節です。
そんな時期に便秘になると、さらに負担が大きくなってしまいます。
夏の便秘の原因を見据えて、しっかりと対策を心掛けていきましょう。