ワキガを悪化させないために注意すべき食事のポイント
公開日:2017/07/27 / 最終更新日:2019/08/21
ワキガで悩んでいる方の中には、体質のせいだと諦めている方も多いのではないでしょうか。
しかしワキガのニオイは、毎日の食事に注意するだけで改善できる場合もあるのです。
独特なワキガのニオイで悩んでいる人は、まず毎日の食事を改善することから始めていきましょう!
ニオイの強い食材を食べない
刺激の強い香辛料を使った料理は、アポクリン腺を刺激してニオイ成分の生成を促してしまいます。またニラ、玉ネギ、ニンニクといったニオイの強い食材も体臭を強くするので、避けるようにしましょう。
動物性の脂質を摂りすぎない
ワキガのニオイを発するアポクリン腺から出るニオイ物質の元は、主に脂質から作られます。そのため脂質を摂れば摂るほどアポクリン腺は元気になり、ニオイもきつくなってしまうのです。
そして脂質の中でも、特に動物性の脂質はアポクリン腺を活発化させてしまいます。ワキガのニオイが気になる方は、肉類や揚げ物、チーズやバターなどの乳製品、卵などから動物性の脂質を摂りすぎないようにしましょう。特に脂質がたっぷり含まれているジャンクフードは、健康にもよくありません。動物性の脂質については、適度な量の摂取を心掛けるようにしましょう。
暴飲暴食はダメ
暴飲暴食をすると消化するときに内臓に大きな負担をかけてしまうので、内臓を弱らせて消化・吸収・排泄力を落としてしまいます。そして体全体の機能が弱くなると、だんだん体臭がきつくなっていってしまうのです。そのためワキガのニオイが気になる方は、食べ過ぎに気を付けて腹八分目を意識しましょう。
和食を食べよう!
ワキガを防止したいのであれば、油をたくさん使って調理する洋食や中華料理よりも和食のほうがお勧めです。旬の野菜や魚を多く使った日本食は、ワキガのニオイを改善する理想的な食事といえるでしょう。ワキガのニオイを増長させる肉類の摂取を控えることができますし、栄養のバランスもとても良くなっています。
夜遅くに食事をしない
暴飲暴食と同じように内臓に負担をかけてしまうのが、夜遅くにする食事です。肝臓や膵臓、腎臓といった内臓を健康に保つためには、それらを休ませる時間を作ってあげることが大事です。
しかし夜遅くに食事をすると内臓を休ませることができないため、寝ている間も内蔵を働かすことになって、結果内臓への負担となってしまいます。内臓への負担が掛かると、ワキガの症状を悪化させる原因になってしまうのです。そのため、できるだけ寝る3時間前には食事を済ませておき、寝るときには内臓を休ませてあげるようにしましょう。