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旬の冬野菜「水菜」で美肌を目指そう!

公開日:2016/10/15 / 最終更新日:2019/08/19

大野 由実大野 由実先生

旬の冬野菜「水菜」で美肌を目指そう!

健康や美容のためにも、野菜は毎日の食事にたくさん取り入れたいですね。今はいろいろな野菜が1年中手に入りやすいですが、やはり旬の野菜はおいしく、栄養価も高くなります。

冬が旬の野菜は、だいこんやかぶ、ほうれん草などいろいろとありますが、美容効果に注目したいのが「水菜」です。

水菜は京都で古くから栽培されてきた京野菜で、「京菜」と呼ばれることもあります。鍋に入れたり、漬物にしたり、生でサラダにしたりといろいろな食べ方でおいしくいただけますね。

そんな水菜の美容効果について、美容皮膚科 シロノクリニック恵比寿院 大野由美医師がお伝えします。

水菜の美容効果って?

クセがなくサッパリとした味わいの水菜は、淡色野菜かと思いがちですが、実はβカロテンを豊富に含む緑黄色野菜です。とても栄養価が高いのです。

・肌トラブルの予防・改善
水菜に含まれるβカロテンは、身体の中で必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは肌の新陳代謝を正常に保ったり、肌や粘膜を保護する働きがあります。ターンオーバーを整え、ニキビなどの肌トラブルを抑える効果が期待できます。

・肌のハリと透明感アップ
水菜のビタミンC含有量は葉物野菜の中でトップクラス。ビタミンCは、美肌作りに欠かせないビタミン。メラニンを分解し生成を抑える美白効果や、肌のハリを保つコラーゲンの生成を促す働き、強力な抗酸化作用によるエイジングケア効果など、肌に嬉しい効果がいっぱいです。

・健やか肌に
水菜に含まれるポリフェノールには、ダメージを受けた肌細胞を修復したり、肌の新陳代謝を促して肌を正常な状態に保つ働きがあるといわれています。

また、鉄分やカリウム、カルシウムなどのミネラルも含まれているため、健康にもとても良いのです。

水菜の選び方・食べ方は?

お店で水菜を選ぶ時は、葉先がみずみずしくピンとしているもの、茎につやがあり、葉の緑と茎の白さのコントラストがはっきりしているものを選ぶと良いでしょう。

水菜に豊富に含まれるビタミンCは水溶性なので、鍋に入れる場合は、汁もしっかりといただくことでビタミンCをたっぷりと摂ることができます。

一方、βカロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が上がります。生でシャキシャキ感を味わう場合は、ドレッシングをかけて食べるのがお勧めです。

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大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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