あなたはどれに当てはまる? 髪質の種類とそれぞれの特徴とは
公開日:2018/08/29 / 最終更新日:2022/06/14
人の肌質には乾燥肌や混合肌、オイリー肌などさまざまな種類がありますよね。これと同じように、髪質にもさまざまな種類があることをご存知でしょうか?
髪の悩みを少しでも減らすために、自分の髪質とそれに合ったケア方法をチェックしていきましょう。
髪質の種類とそれぞれの特徴
・直毛(ちょくもう)
直毛とはその名の通り、癖のないストレートヘアのこと。毛の断面がキレイな円形をしていて、1本1本が太くて硬くしっかりとしているのが特徴です。理想的な髪質と思われがちな直毛ですが、パーマがかかりにくかったり、スタイリングがしにくかったりという難点もあります。ふんわりとした軽い髪質に見せたいという場合には、髪が重くなるトリートメントは避けてコンディショナーで整えるのがお勧めです。
・波状毛(はじょうもう)
波状毛とは、ウェーブ状にうねるクセ毛のことです。断面は楕円形で、日本人のクセ毛に最も多いタイプだと言われています。波状毛の難点は、湿気が多いとクセがひどくなり、まとまりにくくなってしまうこと。タオルドライ後に洗い流さないトリートメントをつけると、整いやすくなります。また、頭皮の毛穴が詰まると波状毛が生えやすくなるので、頭皮のクレンジングを定期的に行うようにしましょう。
・捻転毛(ねんてんもう)
捻転毛はコイル状にねじれているクセ毛です。太さが均一ではなく、ねじれている部分が折れたり切れやすくなります。捻転毛の場合、髪が乾燥すると切れ毛や傷みが目立ちやすくなるため、ヘアオイルやトリートメントなどの保湿ケアを十分に行うようにしましょう。捻転毛も毛穴の詰まりが原因となるので、頭皮をしっかり洗うことが大切です。
・連球毛(れんきゅうもう)
連球毛は髪の太さが一定ではなく、数珠が連なったような形状をしています。日本人には少ない髪質で、常染色体優性遺伝の先天性疾患と言われていますが、ホルモンバランスや毛穴詰まりも連球毛の原因になります。連珠毛は縮毛矯正をすると切れやすくなるため、あまり向いていません。アイロンによるスタイリングや無理なブラッシングも切れ毛を招くため、優しい保湿ケアで髪をいたわりましょう。
・縮毛(しゅくもう)
縮毛とは、チリチリと縮れている髪質のこと。日本人にはあまり見られず、アフリカ系の黒人に多く見られます。うねりもねじれもあるため、一番クセが強い髪質と言えるでしょう。縮毛のクセを取り除くには、縮毛矯正が有効です。ただし、髪質によっては切れたり縮れが残ったりすることがあるので、美容師とよく相談してから行う必要があります。
“髪は女の命”と言われているほど、女性にとって重要なパーツになります。髪質にお悩みの場合には、それぞれのクセに合った適切なケアを行って、理想のサラサラヘアをゲットしましょう。