お酒が原因で「クマ」ができる理由と解消&予防方法
公開日:2018/01/10 / 最終更新日:2022/09/09
お酒を飲んだ翌朝は、目の下に深いクマができている……という経験はありませんか? それもそのはず、過度な飲酒はクマを作る原因になってしまうことがあります。
お酒とクマの関係性を知り、解消法と予防法をマスターしておきましょう。
お酒が原因でクマができるメカニズム
お酒を飲むと身体が温まり、血行が良くなったように感じますよね。しかしその温かさは一時的なもので、アルコールが抜けるとかえって血液がドロドロになり、血流が悪くなると言われています。その結果、顔の血の巡りも悪くなり、目の下にクマができてしまうのです。
また、お酒を飲むと腎臓に負担をかけます。腎臓の動きが悪くなるとむくみが出やすくなり、目の周りを腫れぼったくさせます。それによって影ができ、目の下にクマが現れてしまうのです。
どちらの理由にせよ、お酒を日常的に飲んでいる人は「クマがずっとある」状況が続いてしまい、肌に残ってしまうこともあるので注意が必要です。
お酒を飲んだ時にすべき「クマの解消法」
お酒によるクマを解消するには、血流と肌の負担、体内環境を整えることが大切です。クマがクッキリ残る顔にしないためにも、以下の解消方法をしっかり実践しましょう。
・蒸しタオルで温める
お酒を飲んだ翌朝にクマができていたら、目元に蒸しタオルを当てて血行を促しましょう。
血の巡りが改善されることで、クマを目立たなくすることができます。濡らしたハンドタオルを電子レンジで1分程温め、目の上に乗せて3分程温めるだけでOKです。
・湯船に浸かる
朝クマに気付いた時、時間があるなら38~40℃の湯船に浸かって身体を温めましょう。全身の血行が良くなるため、クマだけでなく身体の血流改善にも効果的です。なお飲酒後の入浴は危険なので、翌朝お酒が抜けてから入るようにしてくださいね。
・カリウムを摂る
カリウムには体内の余分な塩分を排出する効果があるため、クマの原因になるむくみを防いでくれます。アボカド、バナナ、キウイ、ほうれん草などに多く含まれているので、お酒を飲んだ当日や翌日は積極的に食べるようにしましょう。
・納豆を食べる
納豆には血液をサラサラにする効果があるため、血流改善に効果的。また、むくみを防ぐカリウムや、アルコールの代謝を促進するビタミンB1も豊富に含まれています。おつまみや翌日のメニューにとり入れて、体の内側からクマを改善していきましょう。
クマが肌に残ることを防ぐには?
・お酒を飲みすぎない
お酒の量が適度であれば、しっかりと体内でアルコールを分解できて血液をドロドロにすることはありません。お酒の分解量は個人によって違うので、自分のキャパシティを超えない量におさえてクマができるのを未然に防ぎましょう。
・毎日飲まない
お酒を毎日飲むと肝臓や腎臓の休む暇がなくなり、体内環境が悪化してクマができやすくなります。休肝日を作り、内臓をいたわってあげましょう。
・塩分控えめのおつまみを選ぶ
味の濃いおつまみはお酒に合いますが、塩分が多いため、むくみの原因となります。おつまみを作る時はできるだけ薄味を心がけましょう。出来合いのものをつまむなら、塩分無添加のナッツがお勧めです。
クマが慢性的にならないよう、肌対策とお酒との向き合い方を見直していきましょう!