冬だけじゃない? 冷え性は春にも注意

公開日:2019/03/26 / 最終更新日:2019/08/01

大野 由実大野 由実先生

冬だけじゃない? 冷え性は春にも注意

冷え性は冬だけ起こるものだと思っていませんか? 実は春もなりやすい季節で、冷えによる体の不調を感じる女性は多くいます。

今回は、冷え性の原因や対策方法についてご紹介します。

冷え性は一年中注意が必要

冷え性とは全身や手足などが冷たくてつらい症状のことで、普通の人が寒くない温度でも体の冷えを感じます。女性は半数以上が冷え性といわれており、男性に比べて筋肉量が少ないことや月経が原因とされています。

・春の冷え性は何が原因?
寒い冬だけではなく、暖かくなる春に冷えを感じる人もいますが、主な原因は不安定な春の気候にあるといわれています。
春になると薄着になりますが、暖かい日もあれば肌寒い日もあり、日中は暖かいのに夜は冷えたりして気温が安定しないので、薄着のままでいると体が冷えてしまいます。
また寒暖差が大きいと自律神経のバランスが乱れやすく、血流が悪くなり冷えにつながります。

・不調の原因は冷え症によるもの?
手足の先が冷たくなるのは冷え性の初期症状で、進行すると腰やお腹に冷えを感じるようになります。そのままにしておくと肩こりや胃の不調、不眠といった症状が現れることもあるため注意が必要です。
また貧血や更年期障害といった病気が隠れていることもあるので、気になる方は早めに受診しましょう。

春の冷え性対策

・急な温度変化に対応できるファッションを
春の冷え性を防ぐには、急な温度変化に対応するために暖かく保つことが基本です。出かけるときは薄着ではなく、少しずつ春仕様のファッションに切り替えていき、羽織ものやストールなど温度調整のできるアイテムを持ち歩きましょう。

・下半身を温める 
下半身は上半身よりも5℃以上冷えるといわれているので、レッグウォーマーやカイロなどを使って温めましょう。また5本指の靴下を履くと足の指が動くので血行が良くなり、冷え改善効果が期待できるといわれています。
同じ姿勢でいると血行が悪くなるので、デスクワークの方は足首やふくらはぎのマッサージを行いましょう。

・血行を良くする食事や生活
冷たい食べ物や飲み物、インスタント食品などは控えて、栄養バランスのとれた食事を心掛けましょう。血行を良くする栄養素としてお勧めなのはビタミンEで、アーモンドや卵黄などに多く含まれています。
その他にもひと駅電車を使わず歩いたり、お湯に浸かる時間がないときは足湯だけでも行ったりするなど、血行を良くする工夫を取り入れましょう。

冬に冷え性で悩んでいた方は、春も体を冷やさないように注意してください。「いつものことだから」と思って放置していると冷え以外の症状を招くことがあります。
自分の体としっかり向き合い、春の冷え性を防ぎましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。