冬の肌トラブル予防に!「春菊」のスゴイ美容効果
公開日:2019/12/19 / 最終更新日:2024/03/13
お鍋やお浸しの具材によく使われる「春菊」。香りが高く、目にも色鮮やかで、冬になると特に恋しくなります。実はそんな春菊、美容効果も高いといわれています。どのような栄養が含まれているのか、期待できる美容効果と一緒に見ていきましょう。
春菊に含まれる栄養&期待できる美容効果
■βカロテンが乾燥肌を予防
春菊は、体内でビタミンAに変換されるβカロテンを豊富に含んでいます。ビタミンAは、皮膚のターンオーバーを促すとともに、うるおいをサポートしてくれる栄養素。肌がカサつきやすい冬こそ、βカロテンたっぷりの春菊を積極的に頂きましょう。
■ビタミンC・Eで老化防止
春菊には、活性酸素の働きを抑えるビタミンCやビタミンEが含まれています。そもそも活性酸素とは、細胞の酸化を引き起こし、老化の原因にもなる物質のこと。活性酸素による酸化を防ぐことで、肌や血管を若々しく保つ効果が期待できます。
■鉄分で血色のいい肌に
肌のくすみが気になる方にも、春菊がオススメです。春菊に含まれる鉄分は、赤血球のヘモグロビンの成分になり、体中に酸素を運ぶ手助けをします。これにより、肌の色ツヤを改善する効果が期待できます。
■カルシウムやマグネシウムが骨を丈夫に
春菊は、カルシウムやマグネシウムなど、骨を丈夫にするするミネラルも豊富です。女性に多い骨粗鬆症を予防するとともに骨の衰えによる老化を防ぐことができます。
■食物繊維で便秘解消
春菊は、便秘解消にも効果的です。春菊に含まれる不溶性食物繊維が便のカサを増やすとともに排便を促してくれます。白菜にも便通を良くする効能がありますから、便秘に困った時はお鍋を食べてみてはいかがでしょうか。
春菊の美容効果を活かす意外な食べ方
■葉はサラダで食べてもOK
春菊の葉はアクが少なく柔らかいため、生でも食べられます。手軽に食べたい時は、葉をちぎってサラダとしていただきましょう。シャキシャキとした歯触りと春菊特有の芳醇な香りを楽しむことができますよ。
■油で炒めるとβカロテン・ビタミンEの吸収率アップ
春菊に含まれるβカロテンやビタミンEは、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。オリーブオイルで炒めてイタリアン風に、ごま油で炒めて中華風にと、好みにあわせて調理しましょう。豚バラ肉やツナ缶などと一緒に炒めたメニューもオススメです。
今回は春菊の美容効果と、栄養価を活かす食べ方をご紹介しました。春菊=鍋の具材というイメージが強くありますが、実はサラダや炒め物にも活用できます。この冬の肌トラブルを防ぐためにも、様々なメニューで春菊を楽しんでみてはいかがでしょうか。