何故か肌荒れが長引く…考えられる原因と改善方法
公開日:2018/09/22 / 最終更新日:2018/09/22
「正しいスキンケアをしているはずなのに、肌荒れがなかなか治らない」という場合は、体内のトラブルが関係しているのかもしれません。また正しいと思いこんでいるだけで実は間違ったスキンケアをしている可能性も。肌荒れが長引いているときに考えられる原因を正しいケア方法とあわせて見ていきましょう。
肌荒れが長引く原因①:ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンバランスは、月経周期によって大きく変化し、生理前は誰でも肌が荒れやすくなります。しかし睡眠不足やストレスなどの影響でホルモンの分泌に異常があると生理前以外でも肌が荒れ、ニキビや敏感肌などのトラブルが長引くことに。
このケースの場合、生理前後の症状が一番重くなる傾向があるので、月経周期と照らし合わせながら肌の状態を観察してみましょう。
ホルモンバランスを整えるためには睡眠と栄養をしっかりとり、ストレスを溜めないことが大切です。
また漢方薬やホルモン治療などもホルモンバランスの乱れによる肌荒れの改善に有効です。
肌荒れが長引く原因②内臓の不調
胃や腸、肝臓などに負担をかける生活をしていると、肌荒れが長引く可能性があります。栄養を十分に消化吸収できなかったり、有毒物質を解毒できなくなったりして肌に悪影響を及ぼしてしまうのです。
内臓の不調を引き起こす主な原因は、暴飲暴食やストレスです。脂っこいものや甘いもの、アルコールなどをなるべく控えて、消化吸収のよい食事を心がけましょう。
肌荒れが長引く原因③:アレルギー
かゆみや湿疹が続く場合は、アレルギー症状の可能性があります。花粉やダニ、特定の食物などに触れることで、皮膚にアレルギー反応が現れてしまうのです。自分が何に対してアレルギーを起こすかわからない場合は、医療機関でアレルギー検査を行うことをオススメします。アレルゲンが特定できたら、それになるべく触れない生活をこころがけましょう。たとえばダニアレルギーなら、寝具やカーペットなどにこまめに掃除機をかけて、ダニを排除することをオススメします。
肌荒れが長引く原因④:間違ったスキンケア
肌をゴシゴシと強く洗っていたり、肌を擦りながら化粧品をつけたりしていると肌荒れが長引く原因になります。摩擦によって肌表面にある角質層に傷がつき、バリア機能が衰えてしまうのです。
バリア機能が衰えるとちょっとした刺激にも敏感に反応するようになり、ニキビ・赤み・かゆみ・ヒリヒリ感など様々な症状を引き起こしてしまいます。スキンケアをするときは、肌を傷つけないように優しく触れるようにしましょう。
肌荒れが長引くと人と会うのも億劫になってしまいますよ。トラブルに悩まされない肌を手に入れるためにまずは普段の生活習慣やスキンケアを見直してみてはいかがでしょうか。