レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

症状悪化の原因に!炎症ニキビにしてはいけないNGケア5つ

公開日:2018/09/20 / 最終更新日:2018/09/20

城野 親徳城野 親徳総院長

炎症ニキビとは、毛穴の内部で炎症が起きて、赤く腫れているニキビのこと。そんなニキビができていると何とかして早く治したいと思いますよね。

しかしよかれと思って行っていたセルフケアが、炎症ニキビを悪化させる原因になることがあります。やりがちだけど実はNGなケア方法を正しい対処法と一緒にご紹介します。

炎症ニキビにしてはいけないNGケア①:頻繁に顔を洗う
炎症ニキビができていると「洗って清潔にしたほうが良いのでは?」と思う方が多いかもしれません。しかし顔を洗い過ぎると肌本来の保湿成分が流出し、乾燥しやすくなります。すると肌のバリア機能が衰えたり、肌の柔軟性がなくなったりする影響で、ニキビがかえって治りにくくなるのです。洗顔は多くても1日2回まで、洗顔料の泡をクッションにしながら、肌をこすらずに優しく洗いましょう。

炎症ニキビにしてはいけないNGケア②:保湿をしない
保湿をしないことも、乾燥によるニキビの悪化を招いてしまいます。また、保湿を省くと乾燥から肌を守るためにかえって皮脂が多く分泌されることがります。その皮脂がアクネ菌の餌となり、炎症ニキビの悪化につながってしまうのです。たとえニキビができていても、刺激の少ない化粧品で優しく保湿しましょう。

炎症ニキビにしてはいけないNGケア③:過度のスキンケア
ニキビの改善には保湿ケアが必要ですが、だからといって過度のスキンケアはオススメできません。フェイスパックやピーリングなど、あれこれやりすぎると肌に負担をかけてバリア機能の低下を招いてしまうのです。炎症ニキビができているときはスペシャルケアをお休みして、必要最低限のケアのみ行いましょう。ピーリングを行いたい場合は、刺激が強くなりがちなセルフピーリングを避けて、美容皮膚科で行うことをオススメします。

炎症ニキビにしてはいけないNGケア④:ニキビを潰す
炎症を起こしたニキビは赤く腫れて膨らんでいます。しかしその炎症ニキビを潰すのはNGです。潰すとそこから雑菌が侵入し、炎症が悪化する原因になります。また皮膚が大きく傷つくため、なかなか治りにくいニキビ跡ができてしまうことも。腫れていても潰さずに自然に落ち着くのを待ちましょう。

炎症ニキビにしてはいけないNGケア⑤:マスクで隠す
目立つ炎症ニキビができると人目が気になり、マスクで覆って隠したくなってしまうもの。しかしマスクをすると呼吸の蒸れによって雑菌が繁殖し、ニキビの悪化を招くことがあります。

また、マスクとこすれる部分にニキビがあると、摩擦によって炎症を悪化させてしまいます。もしどうしてもマスクでニキビを隠したいのであれば、マスクをつける時間をごく短時間に留めることが大切です。

炎症ニキビには刺激が厳禁です。よかれと思っても必要以上に触れれば炎症が悪化してしまいます。なるべく触らず必要最低限のケアで症状が落ち着くのを待ちましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

城野 親徳先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422