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目の周りのブツブツの正体は「汗管腫」!?特徴・原因・改善方法

公開日:2017/12/16 / 最終更新日:2017/12/16

城野 親徳城野 親徳総院長

「汗管腫(かんかんしゅ)とは、目の周りによく出現する直径1~5ミリほどのブツブツのこと。
痛みやかゆみはありませんが、目の周りの外見に影響を与えてしまう厄介な存在です。今回は、この汗管腫の特徴や原因、改善方法についてご紹介いたします。

汗管腫の特徴とは?

汗管腫は汗管の増殖による良性の腫瘍です。思春期以降の女性に多く見られ、目元にできることが多いですが、頬や胸、背中などに現れることもあります。
汗管腫はブツブツとしたような見た目なので、ニキビやイボと見間違えてしまうこともありますが、ニキビやイボと同じようなケアをしても改善の効果は見られないといわれています。

汗管腫は放っておいても大丈夫?

先述している通り、汗管腫に痛みやかゆみはありません。
そのため放っておいても問題はなく、大きくなっても約5ミリ程度で留まります。しかし、汗管腫は隆起していたメイクでも隠しにくいため「鏡を見るたびに気なってしまう…」という方が多いでしょう。また、何個もできていると肌が荒れたように見えることも汗管腫の難点といえます。

汗管腫と似た症状に要注意!

汗管腫と似た症状の1つに「脾粒腫(ひりゅうしゅ)」と呼ばれるものがあります。脾粒腫は、毛包に古い角質が溜まることで発生します。脾粒腫も汗管腫と同じように小さいブツブツができるため、見間違えには注意が必要です。適切な判断をするためには、医師の診断を受ける必要があります。

汗管腫の原因とは?

汗管腫の原因はまだハッキリとは明らかになっていません。ただ汗管腫は汗管の増殖が原因で、思春期以降の女性に多いことからホルモンバラスが影響しているといわれています。
また、家系によって汗管腫が出やすい体質、でにくい体質があることから、遺伝的な要因も大きいと考えられています。

汗管腫の改善方法

汗管腫はセルフケアでの改善がむつかしいとおうのが現状です。ピーリングやアイクリームでケアをすると効果がありそうにも思えますが、汗管腫の改善にはつながりません。
汗管腫を改善させるためには、美容皮膚科での治療が必要になります。なお、現在主流となっているのが炭酸ガスレーザーによる治療です。隆起した汗管腫炭酸ガスレーザーで蒸散させることで正常な皮膚と同じ高さに戻します。アフターケアをしっかり行うことで、目立たない状態にすることができます。

「汗管腫があることに気づいていたものの、見てみぬふりをしていた」という方もいるでしょう。しかし目元は女性の魅力を作り出す大切なパーツです。ツルンとした肌を手に入れるためにも、美容皮膚科で適切な診断を受け、有効な治療を行っていきましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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