「最近、抜け毛や薄毛が気になるようになってきた…」とお悩みの方はいませんか？そんなとき一番に考えるのは、シャンプーやリンスの影響ですよね。
肌に合っていないシャンプー・リンスは、髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼしてしまいます。そこでオススメなのが、シャンプーやリンスを使わずに髪の毛を洗う「お湯シャンプー」。
今回は、頭皮の健康に良いと話題のお湯シャンプーについて、そのメリットと正しい実践方法をご紹介いたします。
お湯シャンプーって本当にいいの？
お湯シャンプーの話を聞いて、「シャンプーを使わずに髪の毛を洗って本当に大丈夫なの？」と心配する方は多いもの。確かに頭皮の健康を維持するためには、清潔さをキープすることが欠かせません。
しかしシャンプーには洗浄力の強いものが多く、本来頭皮を守るために必要な皮脂を落しすぎてしまうことも。すると頭皮のバリア機能が低下して紫外線によるダメージを受けやすくなり、逆に皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まってしまうといったトラブルを招きます。
お湯シャンプーによって皮脂を適度に残すことで、頭皮の環境を整えることができるのです。
お湯シャンプーの正しい方法
シャンプーを使用しないお湯シャンプーは、正しく行われなければ髪や頭皮に汚れが残り、悪臭や髪の毛のベタつきを招いてしまいます。以下の手順に従い、丁寧に髪の毛と頭皮を洗いましょう。
①入浴前のブラッシング
お風呂に入る前に、まずは乾いた状態の髪の毛をブラッシングしておきましょう。ブラッシングすることで、髪の毛に付着しているホコリや汚れを落とし、もつれをほどいておくことができます。
②人肌程度のぬるま湯シャワーで洗髪
38～40度程度のぬるま湯で髪の毛と頭皮を洗っていきます。髪の毛を分けながら、指の腹を使って優しくマッサージするように頭皮を洗いましょう。お湯シャンプーをする前に湯船で体を温め、頭皮の毛穴を開いておくと皮脂や汚れが落ちやすくなります。
③タオルドライ後にドライヤー
お湯シャンプー後は、タオルでしっかりと髪の水分を切り、最後にドライヤーで仕上げます。ドライヤーの熱は、髪の毛を傷めてしまうため、タオルでできる限り水分をとっておき、極力ドライヤーの時間を短縮するようにしましょう。
頭皮本来の力で美しい髪を育てるお湯シャンプーですが、体質によっては向いていない方も。興味がある方は、一度試してみて自分の体質にあっているかどうか確認してみるのも良いかもしれませんね。
