いびきに注意! いびきが体に与える影響
公開日:2016/01/15 / 最終更新日:2016/01/15
知らず知らずのうちに「いびき」をかいてねていることが当たり前になっていませんか?
「いびき」は口で呼吸していることで起こり、体に様々な影響を与えます。
そこで今回は口呼吸のリスクや「いびき」が体に与える影響を紹介します。
なぜ「いびき」が起こるの?
人は横になると筋肉がゆるみ、自然と気道が狭くなるのは仕方のないことです。しかしアルコールの摂取や太り過ぎ、慢性の鼻炎などでさらに筋肉がゆるみ、気道が狭くなりすぎてしまうことがあるのです。
あまりにも気道が狭くなりすぎると、空気がスムーズに通れなくなり粘膜が振動します。これが「いびき」のメカニズムです。
口呼吸のリスクとは?
多少のいびきなら問題ありませんが、毎日決まっていびきをかく場合や大きないびきが当たり前になっている場合は注意が必要です。いびきをしているときはほとんどが口呼吸です。口呼吸だと様々なリスクが考えられます。
まず感染症になりやすいということです。
口で呼吸すると空気中の細菌など病気の元となるウィルスが体内に入り込みやすくなります。口が渇き、のどの風邪をひきやすくいなったり、口臭の原因にもなります。
またイビキの音が大きい場合や途中でいびきが急に止まってしまう場合は、「睡眠時無呼吸症候群」の可能性もあります。
質の良い睡眠がとれないばかりでなく、心臓や肺に大きな負担となり、高血圧や心筋梗塞につながる恐れもあります。
いびきが体に与える影響とは?
いびきをかいていると質の良い睡眠をとることができません。
そのため朝起きると頭痛がしたり、日中も強い眠気に襲われたりすることもあります。特に睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合は、寝ている間にも酸素不足を解消するために、呼吸を促します。そのため体は寝ているのに脳が起きている状態となってしまいます。そういった状態が続くと集中力にかけたり、判断力が鈍ったりして、ミスや事故を起こしてしまうかもしれません。
口呼吸を改善するには
口呼吸を改善するには、まず生活習慣を見直しましょう。
・アルコールの摂取量が多くありませんか?
・鼻の通りは悪くないですか?
・体重は標準の範囲内ですか?
またいびき改善には仰向けで寝るよりも、横向きで寝た方が気道は広がりやすいのでオススメです。それでもイビキが改善されない場合は、専門の医療機関を受診しましょう。
いびきが大きすぎる、毎日いびきをかく場合は、体にとって悪影響を及ぼす恐れがあります。いびきを改善し、ぜひ安眠を手に入れてください。