くすみの原因は乾燥だけじゃない? 肌をくすませないための対策とは
公開日:2020/01/23 / 最終更新日:2022/02/01
「肌にツヤがなくなり、鏡に映る自分の顔がどんより暗い……」なんて感じたことはありませんか。
このようなくすみ肌はメイクをしても顔色が悪かったり、疲れた暗い印象を与えたりするなど、デメリットばかりです。ここでは、肌のくすみの原因と対策をご紹介します。
■くすみのタイプ別に対策すること
肌のくすみにはいくつかの原因が考えられます。効果的にくすみ対策を行うためには、原因に合わせたスキンケアをすることが大切です。
・乾燥が原因のくすみ
肌がカサついてグレーっぽく見えてしまうくすみは、乾燥が原因としてあげられます。特に、冬場は乾燥しがちで肌のバリア機能が衰えやすく、このバリア機能を補うために角質が厚くなるので、肌がくすんで見えてしまうのです。
もしくは、乾燥により毛穴が広がり、毛穴の影でくすんだように見えている場合もあります。
いずれの場合も、肌を乾燥させないことが大切です。セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が入った化粧品を使って、肌に潤いを与えましょう。集中的にローションパックをするのもお勧めです。
・紫外線が原因のメラニンくすみ
紫外線を浴びると、肌ではメラニンという黒い色素が作られます。本来は自然となくなるものですが、メラニンが過剰に作られていたり肌のターンオーバーが乱れていたりすると、くすみの原因になるのです。
この場合は、古い角質を落とすことから始めましょう。化粧水や洗顔、パックなど、さまざまな角質ケア用コスメがあるので、自分に合ったものを使用してください。角質ケアをした後は、ビタミンC誘導体などが含まれた美白コスメを使うのもお勧めです。
また、日焼け止めによる紫外線対策も忘れずに行うようにしましょう。
・血行不良がひきおこすくすみ
むくみやすい方や目の下のクマが目立つ方、冷え性の方に多いのが血行不良によるくすみです。
血行の悪さはストレスや睡眠不足など、日常生活も大きく影響しています。適度な運動や半身浴などを日頃から行い、体を温めるようにしましょう。顔のリンパマッサージや、肩や首のコリをほぐすマッサージを行うのも効果的です。
また、肌に浸透して血行を促進する炭酸コスメを取り入れてみるのも良いでしょう。日々の食事で、体を温める効果のある食材や、血流改善するビタミンCを多く含んだ食材を積極的に摂取することも大切です。
まずは、自分の顔のくすみがどのタイプなのか、チェックしてみてください。くすみのタイプに合わせたお手入れをして、透明感のある肌を手に入れましょう。