ダイエットにも効果的? ストレッチの効果と正しい方法とは
公開日:2020/01/21 / 最終更新日:2022/02/01
「ダイエットはしたいけれど、運動や筋トレはあまりやりたくない」という方も多いのではないでしょうか。そのような方にお勧めなのがストレッチです。
今回は、ストレッチを行うことによる効果と正しい方法をご紹介します。
■ストレッチの効果
・基礎代謝が上がる
ストレッチで筋肉をほぐすことにより血流が良くなります。血流が良くなることで基礎代謝がアップし、結果として脂肪が燃えやすい体となるのです。
・むくみや冷えなどの解消
むくみや冷えの大きな原因は血流が悪いことです。そのためストレッチを行うことで、血行不良が原因の体調不良を改善することができます。
・リラックス効果
ストレッチを行うと、副交感神経という自律神経が優位に働くようになります。副交感神経が働くことで睡眠の質が高まるため成長ホルモンの分泌を促し、太りにくい体を作る効果も期待できます。
■ストレッチの正しい方法
さまざまな効果があるストレッチですが、行う際にはいくつか注意したい点があります。
・ストレッチを行うタイミング
体が伸びやすい入浴後や代謝のアップに効果的な起床後は、ストレッチを取り入れるのに最適なタイミングです。前述のように、ストレッチにはリラックス効果があるため、寝る直前に取り入れれば睡眠の質を高める効果も期待できます。
逆に、食後すぐのストレッチは体に負担がかかるため避けましょう。
・リラックスして無理なく行う
ストレッチをする際はリラックスした状態で行いましょう。呼吸を止めてしまうと筋肉が硬くなるので、ゆっくりと深呼吸しながらストレッチすることを心掛けてください。
また、無理なストレッチは怪我の原因になるので、反動をつけたりせず自分のできる範囲で行うことも大切です。
■ダイエットに効果的なストレッチ
「ゴキブリ体操」と呼ばれる、仰向けになって行うストレッチが効果的です。布団の上で実施できるので、寝る直前などに取り入れるのも良いでしょう。
仰向けの状態で両手両足をまっすぐ上に伸ばしたら、伸ばした手足をぶるぶると震わせるように動かします。1分を目安に行ってみてください。
この時、なるべく力を抜いて、腹筋で体を支えるようにイメージして行うとより効果的です。
非常にお手軽なストレッチですが、腹筋を鍛えられるので基礎代謝を上げるだけでなく、むくみや冷え性、肩こりにも効果があります。
本格的な運動や筋トレに比べると効果を実感するまで時間はかかりますが、ストレッチを日々の習慣にすることで、痩せやすい体になっていきます。運動が苦手な方でも行いやすいので、ぜひ取り入れてみてください。