脱毛前のシェービングはなぜ必要? 事前処理の正しいやり方
公開日:2019/12/28 / 最終更新日:2022/02/01
レーザー脱毛の施術前には、脱毛箇所のシェービングを自分でおこなう必要があります。脱毛が初めての方は、「なぜ事前にシェービングが必要なの?」「どんな方法で処理しておけばいいの?」と疑問に思うことも多いでしょう。そこで今回は、脱毛前にシェービングが必要な理由を、事前処理の正しい方法とあわせてご紹介します。
脱毛時に“ムダ毛の事前処理”が必要な理由とは
脱毛効果を高めるため
レーザー脱毛は、毛のメラニン色素に反応するレーザーを照射することで毛根を破壊し、脱毛効果をもたらします。この際、ムダ毛が長いと、毛根以外のメラニン色素にも反応し、脱毛効果が損なわれる恐れがあります。脱毛効果を確実に得るためには、ムダ毛を短くカットしておくことが大切です。
火傷や痛みを防ぐため
レーザーがメラニン色素に反応すると、強い熱が発せられます。毛根に熱が集まるだけなら、肌にそれほど負担を与えません。しかし、ムダ毛が長いと毛根以外にも熱が集中し、火傷や痛みの原因になることがあります。ムダ毛の事前処理は、肌トラブルを防ぐためにも欠かせないのです。
脱毛前にチェック! 事前処理の正しい方法
脱毛前のシェービングは2日前もしくは前日に
事前処理の理想的なタイミングは、脱毛施術の2日前~前日です。「脱毛当日じゃダメなの?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、当日のシェービングはお勧めできません。シェービング直後の肌は、バリア機能が低下しています。その状態で施術を受けると、ダメージを強く受ける恐れがあるのです。
だからといって、事前処理のタイミングが早すぎても、脱毛までにムダ毛が伸びてしまいます。できれば脱毛施術の2日前、遅くても前日にはシェービングを済ませておきましょう。
電気シェーバーを使う
脱毛前のシェービングは、どのようなアイテムを使うかも重要です。普段は、カミソリを使ってムダ毛を剃っている方も多いでしょう。しかし、カミソリは刃が肌に直接当たるため、バリア機能を大幅に低下させる恐れがあります。事前処理の際は、肌へのダメージを最小限に抑えることが大切ですから、刃が肌に直接当たらない電気シェーバーを使うことをお勧めします。
処理後はしっかり保湿を
シェービング後の肌は、表面の角質層が少なからず傷つき、乾燥しやすくなっています。化粧水やボディクリームなどですぐに保湿をして、水分の蒸発を防ぎましょう。しっかり保湿をすれば、バリア機能の低下も防ぐことができます。
レーザー脱毛前の自己処理は、必ず必要です。正しい事前処理をおこなって、ムダ毛もトラブルもないキレイな素肌を目指しましょう。