エイジングケアはいつから? 始めるべき年齢に決まりはある?
公開日:2019/12/19 / 最終更新日:2022/02/01
美容系のメディアで、よく取り上げられている「エイジングケア」。具体的にどのようなケアを指しているのか、皆さんはご存じですか? また、エイジングケアはいつから始めるべきなのでしょうか。今回は、意外と知られていないエイジングケアの真の意味と、年齢との関係についてご紹介します。
エイジングケアとは
エイジングケアとは、年齢に応じた肌のお手入れのことを指します。年齢が変われば、肌の状態も変わってくるものです。その変化に応じたケアをおこなうことで、さまざまな悩みを緩和しやすくなります。
エイジングケアを意識すべき年齢
基本的には30代から
市販されているエイジングケア用の化粧品は、一般的に30代以降向けとなっています。実際、30歳ごろはお肌の曲がり角を迎える時期といわれています。これはホルモンバランスが変化する影響で、肌質が変わりやすいためです。
ただしエイジングケアを始める年齢に、具体的な決まりはありません。「急に乾燥肌になった」「シワが気になり始めた」などの変化を感じたら、エイジングケアの始めどきと考えられるでしょう。
20代からでも早すぎるわけではない
エイジングケアは、20代からでも早すぎるわけではありません。むしろ、早く始めることでシワやシミなどの発生を遅らせる効果が期待できます。実際、20代後半からエイジングケアを始める方も多いといわれています。
40代以降は本格的なケアを
40代を迎えると、肌のハリの低下を感じやすくなります。これは、弾力性を保つコラーゲンやエラスチンが、加齢とともに作られにくくなるためです。
この変化に対応するためには、セルフでのエイジングケアだけでなく、美容皮膚科でのメンテナンスも取り入れたいもの。たるみが気になる肌には、ウルセラやサーマクールなどを用いた治療が効果的です。
もちろん、美容皮膚科でのメンテナンスも“何歳から”という決まりはありません。早く取り入れたほうが、若々しさを保つことにつながります。
全年齢が意識したいエイジングケアとは
エイジングケアというと肌の保湿を重点的に考えがちですが、それと同じくらい大切なのが紫外線対策です。肌老化の原因の約8割は、紫外線だといわれています。
紫外線はシミの原因となるメラニンを増やすうえに、肌内部のコラーゲンやエラスチンを破壊し、弾力を低下させてしまいます。トラブル知らずの肌を保つために、日焼け止めなどを用いた紫外線対策も忘れないようにしましょう。
肌質の変化を感じたとき、肌の悩みが増えたときこそ、エイジングケアの始めどきです。見て見ぬ振りすることなく、早めのエイジングケアで理想的な肌をキープしていきましょう。