ニキビの予防に睡眠が大切な理由とは

「睡眠不足が続くと、ニキビができやすくなる……」と感じている方は、少なくないはずです。それもそのはず、睡眠中はただ体を休ませているだけでなく、肌の修復もおこなわれています。
その鍵を握るのが、睡眠中に多く分泌される成長ホルモンです。このホルモンのおかげで、肌のターンオーバーが正常におこなわれ、キレイな状態を保つことができるのです。
しかし、睡眠が不足すると成長ホルモンの分泌も減ってしまいます。その分肌質が悪くなり、ニキビができやすくなってしまう、というわけです。ニキビに悩まされない肌を手に入れるためには、睡眠の質を高めることが重要になります。

ニキビ予防のために意識したい睡眠術

成長ホルモンは、就寝後3時間のうちに多く分泌されるといわれています。つまりニキビを防ぐためには、この3時間にしっかり深く眠ることがポイント。では、就寝後に深い眠りにつく方法を見ていきましょう。

朝は太陽の光をしっかり浴びる

質の高い睡眠をとるためには、生活リズムを整えることが大切です。そのために意識したいのが、朝の過ごし方。朝起きたらすぐにカーテンを開けて、太陽の光をしっかり浴びましょう。こうすることで体内時計が整い、夜になると自然と深い眠りにつくことができます。たとえ休日でも、できるだけ平日と同じ時間に光を浴びることがポイントです。

ビタミンB12を摂る

ビタミンB12は、睡眠のリズムを整える栄養素として知られています。不足すると睡眠障害を引き起こす恐れもありますので、意識して摂るようにしましょう。ビタミンB群のサプリメントを活用しても効果的です。

・ ビタミンB12が多く含まれる食べ物…シジミ、アサリ、牡蠣、レバー

就寝1～2時間前はスマホやTVなどを見ない

スマホやパソコン、TVなどから発せられるブルーライトは脳を覚醒させるため、就寝前に見ると睡眠の質が低下してしまいます。就寝1～2時間前には画面を切り、ブルーライトをできるだけ見ないように心掛けましょう。時間を持て余す場合は、すでに読破した本を読み直したり、ゆったりした音楽を聞いたりすると、眠りにつきやすくなるといわれています。

「よく眠る方ほど肌がキレイ」といわれるのは、理由があってのこと。スキンケア方法だけでなく、日々の睡眠習慣も見直して、ニキビのないキレイな肌を手に入れましょう。