「レバー」は女性の美容の味方!? 嬉しい効果&食べ方
公開日:2019/12/11 / 最終更新日:2022/02/01
好き嫌いが分かれがちなレバーですが、もし食わず嫌いをしているなら、非常にもったいないことをしているといえます。なぜならレバーには、女性の美容に役立つ栄養素がたっぷり含まれています。具体的にどのような美容効果が期待できるのか、レバーの栄養やおいしさを損なわない食べ方とあわせてご紹介します。
レバーに期待できる美容効果とは
乾燥肌や肌荒れを防ぐ
レバーには、ビタミンAやビタミンB2、鉄分が豊富に含まれています。ビタミンAには肌にうるおいを与える効果、ビタミンB2や鉄分には皮膚の代謝を助ける効果があるため、乾燥肌や肌荒れの予防に役立ちます。ビタミンB2には皮脂の分泌をコントロールする作用がありますので、ニキビなどの皮脂トラブル対策にも効果的です。
美しい髪を保つ
ビタミンAは肌だけでなく、髪にもうるおいを与えてくれます。さらに髪を健康に保つビオチンも豊富です。いつまでも若々しい髪を保ちたい方は、レバーを意識して取り入れてみましょう。
ダイエットをサポート
レバーに豊富に含まれているビタミンB2や鉄分は代謝を促すため、エネルギーを消費しやすい体に整えてくれます。さらに筋肉の材料となるタンパク質も豊富です。その割に肉類と比べて低カロリーなので、ダイエット中の方に最適な食材といえるでしょう。
レバーの食べ方・注意点
下ごしらえには牛乳が効果的
レバーには独特の臭みがありますが、下ごしらえを工夫すれば簡単に取り除くことができます。まずは流水でよく洗い、付着している汚れや血の塊を取り除きましょう。キッチンペーパーで水気をよく切ったら、牛乳につけて30分おきます。その後は加熱調理し、お好きな味付けで召し上がってください。
豚レバーはしっかり火を通す
鶏レバーや牛レバーは焼きすぎると硬くなるので、加熱しすぎないようにしたいもの。対して豚レバーは生だと危険なうえに、焼きすぎてもあまり味は変わりませんのでしっかりと火を通したほうが安心です。
食べすぎはNG
レバーを食べすぎるとビタミンAの過剰摂取による体調不良、プリン体の過剰摂取による痛風を招く原因になります。特に妊娠中の方は、ビタミンAを過剰摂取すると赤ちゃんの成長に悪影響を与える恐れがあるため、より十分な注意が必要です。いくら栄養豊富で美容に良いレバーでも、1~2週間に1回食べる程度にしておきましょう。
レバーには疲労回復効果、肩こりや腰痛を防ぐ効果なども期待できます。美しく健康に過ごしたい方は、レバーの栄養を取り入れてみてはいかがでしょうか。