ニキビにNGな食生活って? 注意したい食べ物・食べ方とは
公開日:2019/12/10 / 最終更新日:2022/02/01
肌質と食べ物には密接な関係があり、食生活が乱れていればニキビもできやすくなります。ではニキビを増やす食生活とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。今回はニキビの要因になる危険な食生活を、注意したい食べ物、ニキビ対策にお勧めの食べ物とあわせてご紹介します。
ニキビができやすくなるNG食生活とは
糖質・脂質の多い食生活
糖質や脂質を摂りすぎると、皮脂が過剰に分泌されてニキビができやすくなります。甘いものだけでなく、麺類やパン、バターや揚げ物などの食べすぎにも要注意。適量なら問題ありませんが、偏ってたくさん食べるのは避けましょう。
脂質をまったく摂らない
先ほど脂質の摂り過ぎはNGとお伝えしましたが、だからといって脂質をまったく摂らないのもNGです。脂質が不足すると肌のバリア機能が低下し、乾燥によるニキビを招くことがあります。
むしろ質の良い油は、肌のために積極的に摂取したいもの。オメガ3が豊富な亜麻仁油、くるみ、青魚などを意識して食べてみましょう。
野菜やタンパク質不足
野菜には皮膚の代謝を助けるビタミン類が多く含まれていて、不足するとニキビが増える原因になります。またタンパク質も皮膚の材料となりますので、肉や魚を極端に避けていると肌質が悪化してしまいます。野菜、肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などをバランス良く食べることが大切です。
過度のダイエット
痩せたいからといって、食事の量を極端に減らしていませんか? 過度のダイエットを続けていると、皮膚の健康を保つために必要な栄養が不足し、ニキビができやすくなってしまいます。また、体重が減りすぎるとホルモンバランスが崩れて、頑固な肌荒れにつながります。
一度ホルモンバランスが崩れると、元にはなかなか戻りにくいもの。たとえダイエット中でも、主食、主菜、副菜、汁物などを揃えた、バランスのいい食事を心掛けましょう。
食事の時間が不規則
食事の時間が不規則になると、胃腸に負担がかかったり、便秘になったりして、ニキビを招きやすくなります。できるだけ1日3食、決まった時間にきちんと食べるようにしましょう。寝る直前に食べると胃腸に負担をかけるので、就寝3時間前までには夕食を終えておくことをお勧めします。
正しい食生活でニキビに悩まされない肌に
私たちの体は毎日の食事から作られていますので、食生活が乱れれば肌が乱れるのも当然です。ニキビに悩まされないキレイな肌を手に入れるために、1食1食、気をつけていきましょう。