キュッと引き締まったお腹は、誰しもが手に入れたい憧れのパーツです。しかし腹筋は鍛えるのが大変ですので、ぷよぷよのお腹のまま放置している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、誰でも簡単にできて、しっかりお腹を引き締められる運動法「ニートゥーエルボー」をご紹介します。
ニートゥーエルボーとは
ニートゥーエルボーとは、肘と反対側の足の膝をくっつけるように体をひねりながらおこなう運動のこと。基本的には立った状態で行いますが、仰向けに寝転がった状態でも実践できます。お腹周りの筋肉を効率よく鍛えるため、ダイエットに効果的です。
ニートゥーエルボーの効果とは
腹斜筋を引き締めてくびれを作る
お腹の筋肉を鍛える筋トレといえば、仰向けになって上体を起こす腹筋運動が代表的です。しかし腹筋運動では、お腹の前側にある腹直筋しか鍛えられません。対してニートゥーエルボーは、お腹をひねる運動のため、脇腹にある腹斜筋にアプローチします。腹斜筋を鍛えることで、くびれのある美しいウエストを作ることができるのです。
背筋を鍛えて後ろ姿まで美しく
ニートゥーエルボーのメリットは、腹筋だけでなく背筋も鍛えられること。背中の脂肪が燃焼されやすくなるため、引き締まった美しい後ろ姿を手に入れることができます。また、体幹が鍛えられるので、バランス力も養われます。
自分の好きな体勢で続けられる
ニートゥーエルボーは、立った状態でも寝転がった状態でもできる運動です。自分の好きな体勢で行えるため、無理なく続けることができます。自宅で無理なく体を引き締めたい方、若々しいボディラインを取り戻したい方に最適です。
ニートゥーエルボーのやり方
立った状態でのやり方
- 足を肩幅ほどに開いて立つ
- 両手を頭の後ろに当てる
- 右膝と左肘をくっつけるように、お腹を収縮させる
※脇腹を意識しながら、膝を高く上げることがポイント！ - ゆっくりと元に戻し、反対側も同様に行う
- 左右交互に20回くり返す
立った状態で行うときは、体がふらつかないように重心をしっかり固定しましょう。
ふらついてしまう場合は、軸足の膝を軽く曲げると効果的です。
仰向けに寝た状態でのやり方
- 仰向けに寝る
- 両手を頭の後ろに当てる
- 上体と膝を上げながら、右膝と左肘をくっつけるようにお腹を収縮させる
※背中が丸くならないように注意しましょう。
もう一方の足は、床から少し上げた状態をキープします。 - ゆっくりと元に戻し、反対側も同様に行う
- 左右交互に20回くり返す
ニートゥーエルボーはお腹周りのさまざまな筋肉に働きかける運動です。ジムに行かずに自宅で簡単にシェイプアップしたい方は、ぜひ挑戦してみてください。
