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睡眠不足は過食をもたらす! たっぷり睡眠で食べ過ぎ防止

公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2022/02/01

中川 桂中川 桂先生

睡眠不足は過食をもたらす! たっぷり睡眠で食べ過ぎ防止

「なぜかすぐにお腹が空く」……そんな悩みをお抱えの方はいませんか? お腹が空くのは人間の正しい生理現象ですが、やたらお腹が空いてしまうという人は、実は睡眠不足によって「無駄にお腹が空いている状態」かもしれません。
そこで、今回は睡眠不足がもたらす過食についてお話しします。

■睡眠不足で食欲増進ホルモンが分泌される

睡眠が不足すると、食欲旺盛な状態になってしまいます。その理由は、脂肪細胞から放出されるレプチンという物質です。
通常はレプチンが食欲を抑制してくれるのですが、睡眠不足になるとレプチンの分泌が低下してしまいます。つまり、食欲のリミッターが外れているということです。
さらに寝不足で分泌されるグレリンというホルモンは、食欲を増進する働きがあります。食欲抑制ホルモンの分泌が低下するうえに食欲旺盛になるホルモンが分泌されるので、ダブル効果で食欲がアップしてしまうのです。
つまり、睡眠不足が続いていると人よりも多く食べてしまうということ。そうなると、運動してカロリーを消費しない限り太ってしまいます。

■しっかり眠るために朝から「眠活」を

睡眠不足を解消するためには、十分な睡眠時間を確保することが重要です。1日あたり7時間から8時間眠ることができれば最良ですが、仕事や家事などで忙しく、十分な時間を確保できないという方も少なくないでしょう。
それでもレム睡眠とノンレム睡眠の波を考えると、最低でも6時間は眠ることをお勧めします。なかなか寝付けない方は、朝から睡眠を意識して活動してみましょう。まずは、朝起きたらすぐに日光を浴びること。日光を浴びることで、体内時計の狂いをリセットすることができます。
そして、昼間は頭だけでなく体も疲れさせることで、心身ともに心地よく疲れてバランスが取れた状態になります。
デスクワークの場合は、席を立つ用事をためずにこまめに動いたり、意識して階段を使うことで体を動かしたりするようにしましょう。
また、寝る前はスマートフォンやパソコンなどを使わずに、目と頭を休めることも大切です。

■しっかり睡眠をとって食欲を制御しよう

しっかり食べているはずなのになぜかお腹が空いてしまうという方は、一度睡眠を見直してみてください。睡眠を改善してみることで、その食欲も抑えられるかもしれません。
深夜まで起きているとついつい夜食に手が伸びてしまうこともあるので、食べ過ぎを解消するために、夜にしっかりと眠る習慣を身につけましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

中川 桂

中川 桂先生なかがわ かつら

シロノクリニック恵比寿

お一人おひとりの価値観や美に対する意識が異なります。 患者様のご要望をお伺いし、理想的かつナチュラルな美しさを最大限に引き出す美容治療の提供を心がけ、たるみ治療・シミ治療をと得意としています。

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