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乾燥しない洗顔術! お勧めのテクニックとは

公開日:2019/10/16 / 最終更新日:2022/05/12

佐藤 美佐藤 美副院長

乾燥しない洗顔術! お勧めのテクニックとは

毎日行う洗顔が肌の乾燥を招いているかもしれないということをご存知でしょうか。
化粧水や乳液での保湿スキンケアだけでなく、洗顔から肌の乾燥対策をすることで、しっとりとした美肌になることができます。
ここでは乾燥しない洗顔術として、ぜひ毎日の習慣に取り入れてほしいお勧めのテクニックをご紹介します。

■洗顔で肌が乾燥する理由とは

・皮脂の取りすぎ

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料は、肌に必要な皮脂まで奪い取ってしまいます。肌の表面は、ある程度の油分がないとバリア機能が働きません。乾燥すると肌のキメが粗くなり、肌の表面にできた細かな隙間から水分が蒸発しやすくなって、外からの刺激を受けやすくなります。

・熱いお湯、冷水も乾燥を引き起こす

熱いお湯を使った洗顔も、肌を乾燥させる原因になります。洗い上がりはすっきりとしたように感じますが、肌の必要な潤いまで流してしまいます。
冷たい水も、肌の表面温度を下げて血行を悪くするため、肌を乾燥させてしまいます。よく眠気覚ましに冷水で顔を洗う人がいますが、肌のためにはよくないのでやめましょう。

・摩擦による肌への負担

洗顔の時に肌を直接手でこすると、肌に大きな負担がかかります。肌は、肌細胞同士が密着することで表面のキメを滑らかに整えていますが、強い力でこすることでキメが荒れて隙間ができます。すると肌の水分が逃げやすくなるばかりでなく、ダメージも受けやすくなります。
また、こすることで肌がダメージを受けると、防御反応として肌の奥にメラニン色素が生まれます。メラニン色素はシミやくすみの元ともなるので、肌をこするのはやめましょう。

■乾燥しない洗顔術とは

・肌に負担をかけない洗顔がポイント

洗顔料や石鹸をたっぷりと弾力を感じるくらいまで泡立てて、泡をクッションにして肌を洗うのがポイントです。肌を直接こすらないようにすることで、肌の乾燥やシミ、くすみを防ぐことができます。

汚れが溜まりやすい小鼻の横やあごは特に丁寧に洗いましょう。顔の上に泡を乗せたままパックのようにする人がいますが、皮脂の取りすぎが肌ダメージにつながるので、すぐに洗い流してください。すすぐ時は、肌の温度と同じくらいの37度前後のぬるま湯で行うのがお勧めです。
洗顔後はタオルでポンポンと水滴を吸うようにすると、肌をこすらずに水分を拭うことができます。

・洗顔料選びも大切

洗顔料を選ぶ時は、低刺激のものや無添加のものなど、肌に負担がかからず汚れを落としてくれるものを選びましょう。また洗顔の際には、皮脂と一緒に肌の潤いに欠かせないセラミドも洗い流されてしまうため、肌の保湿成分を適度に残してくれる洗顔料を選ぶのもいい対策方法です。
お勧めは、成分に植物性アミノ酸系洗浄成分が含まれているものです。低刺激で肌に優しいうえに、潤いを残しながら洗顔することができます。

乾燥肌対策をするのなら、スキンケアの基本となる洗顔を見直してみてください。冬は特に乾燥しやすい季節なので、洗顔後の保湿ケアも丁寧に行ってしっかりと潤いを補給し、乾燥から肌を守るための対策を心掛けましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

佐藤 美

佐藤 美副院長さとう よしみ

シロノクリニック恵比寿

結果に差を出すエキスパート 技術の高さや経験はもちろん、髙いセンスも重要視される美容医療。そのすべてに長けている精鋭のドクター。ホスピタリティの気持ちを忘れず、きめ細かな対応で患者さまの笑顔のためなら努力を惜しみません。

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