この記事の目次
- 毛穴に効く化粧品選びとは？
- 毛穴の黒ずみの正体は角栓とメラニン
- 毛穴の開きには皮脂分泌抑制
- 毛穴のたるみはハリ回復で問題解決
- あなたの肌に合った化粧品を選びましょう
毛穴に効く化粧品選びとは？
同じ「毛穴ケア」でもその目的は様々。化粧品選びも目的に合わせて行わなければ効果も半減してしまいます。
今回は、毛穴のトラブル別に化粧品選びのポイントをご紹介しましょう。
毛穴の黒ずみの正体は角栓とメラニン
ざらざらとした毛穴の黒ずみは「角栓汚れ」が原因。角栓は70％がタンパク質。残りの30%が皮脂でできています。そのため、たんぱく質や皮脂の分解を促す酵素系の洗顔料で毛穴の汚れやザラつきを一掃することがお勧めです。
一方、ざらつきがなく毛穴の周りが黒ずんでいる「メラニン汚れ」は、紫外線や皮脂分泌過多などが原因です。美白効果の高いビタミンC誘導体を含む化粧水でメラニンの分解を促しましょう。
毛穴の開きには皮脂分泌抑制
毛穴の開きの原因は皮脂の分泌過多。もともと皮脂は、汗と共に水分の乾燥を防いで皮脂膜をつくり、肌を保護する重要な働きを持っています。しかし、皮脂が多すぎると毛穴が常に開いた状態になり、毛穴が目立つ要因に繫がるのです。
そこで、毛穴の開きには皮脂の分泌や酸化を抑えるビタミンC誘導体やグリシルグリシンなどの成分の入った化粧水、外気の乾燥から皮脂膜を守る「セラミド」入りのクリームでしっかりと肌を保護しましょう。
毛穴のたるみはハリ回復で問題解決
年齢を重ねた肌は、皮膚内部のハリ成分であるコラーゲン・エラスチン線維が減少し、毛穴のたるみが目立つ傾向にあります。
そこで、毛穴のたるみの解消にはハリ成分のコラーゲンやエラスチン、保湿成分のヒアルロン酸などが配合された化粧水がお勧めです。
また、紫外線ダメージも毛穴のたるみを助長します。日頃から日焼け止め剤を使用することがたるみ予防に効果的です。
あなたの肌に合った化粧品を選びましょう
毛穴のお悩みには症状に合った化粧品を選ぶことが重要。しかし、自分の肌に合ったものを選ばなくては逆に肌トラブルの原因をつくってしまうことも。はじめての商品を使用する場合には、まず試供品などで肌に合うかを確かめてから使い始めることにしましょう。
