本格的な夏が来る前に! 春から始める紫外線対策
公開日:2019/04/01 / 最終更新日:2022/05/23
これからの季節、ほんのちょっとの外出も油断してはいけません。日焼けによるダメージからお肌を守るために、紫外線の量が増え始める春から本格的な対策をする必要があります。
今回は紫外線の正しい知識と、効果的な紫外線対策についてご紹介します。
紫外線について知ろう
紫外線は太陽光線の一つです。紫の光よりも波長が短いため紫外線(UV)と呼ばれています。波長の長さによって、A波、B波、C波に分けられています。C波はオゾン層で吸収されるため、地表に届くことはありません。
・意外と知らない紫外線のメリット
紫外線は悪影響だけではありません。私たちは太陽を浴びることで体内時計を正常化しています。脳内でセロトニンが分泌され、リラックス効果を得ることができるのです。そのほか血流や代謝を促す効果もあります。太陽にあたることでビタミンDが生成され骨が丈夫になり、さらに認知機能障害のリスクが半減するともいわれています。
・曇りの日も日焼けに注意
曇りの日でも紫外線の80%以上は地表に届きます。そのため、例え少しの時間でも適切な紫外線対策が必要です。
紫外線対策のポイント
・紫外線が強い時間帯に注意
紫外線は正午前後の時間帯に一番強くなるため、ランチタイムなどは特に注意が必要です。できるだけその時間を避けて外出することを心掛けましょう。
・日傘や帽子でカバー
紫外線は建物や道路から反射し空気中に散乱しているものもあるため、日陰でも紫外線を浴びていることを忘れてはいけません。日傘を選ぶときは内側の色は黒、外側は紫外線カット加工がされているものを選びましょう。紫外線カット加工は永久ではないため、定期的に買い替えることをお勧めします。
・サングラスで目を守る
着用することで裸眼と比べ、目への紫外線を80%も予防できるとされています。なるべく骨格に合う大きめのものがお勧めです。あまり暗い色のものをかけると瞳孔が開いてしまい、目の奥まで紫外線にさらされてしまう恐れがありますので注意しましょう。
・日焼け止めを使用する
日焼け止めは使用シーンで選びましょう。少しベランダに出る程度なら、数値の高くないものやUV効果のあるファンデーションなどで十分です。しかし炎天下に長時間出る場合や、よく汗をかくタイプの方はウォータープルーフのものがお勧めです。
塗り方はスキンケアの後、メーカーの推奨量を少しずつ、最低2度は重ねて塗ります。
汗をかいたり拭きなおしたりすると効果が下がるので、2~3時間おきに塗りなおすように心掛けましょう。
紫外線は徐々に蓄積されていき、やがてシミやシワ、たるみなどのトラブルとして現れます。紫外線のことを理解し、お肌を守る対策と適切なケアを行いましょう。