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スキンケアだけでは足りない? 肌荒れを防止するテクニック

公開日:2017/05/21 / 最終更新日:2019/08/23

徳永 真理徳永 真理先生

スキンケアだけでは足りない? 肌荒れを防止するテクニック

肌を乾燥させないように保湿や洗顔を行っていても、なかなか肌荒れが改善しないという経験はありませんか?
肌荒れはスキンケアだけではなく、体内環境とも大きく関係していると言われています。
肌荒れを改善するためにも、体内環境とのつながりを知りしっかりと対策を行っていきましょう。

腎臓と肌荒れの関係

腎臓は、血液をろ過して身体の中に不要になった老廃物や塩分を、尿として身体の外に排出してくれる役割を持っています。
働きが悪くなると不要になった老廃物を身体の外の排出する事が出来なくなり、身体がむくんできてしまうのです。
腎臓に老廃物が溜まり身体の免疫力が低下すると、肌の循環機能も低下して外部からの影響にもろくなってしまいます。
紫外線や化粧品、ほこりなどの外からの刺激から肌を守ることが出来ずに、肌荒れを起こしてしまうのです。
腎臓の働きはストレスによる血行不良、飲酒、食べ過ぎなどの生活習慣が原因になることが多いです。

肝臓と肌荒れの関係

肝臓も身体の中において、重要な働きをしている臓器です。
摂取したそれぞれの栄養素を所定の場所に供給し、体内調整を行っています。
代謝機能(摂取した物の分解や吸収)と解毒機能(不要な物を排出)の2種類の働きを担っているので、健康のバロメーターも担っていると言えるでしょう。
肝臓の働きが悪いと毒素だけが体に溜まり、せっかく摂取した栄養素が体内に行き届かなくなってしまうことがあります。
いくら肌に良い食べ物を摂取しても、肌に行き届かなくては意味がありません。

代謝が悪い、むくみやすい、トイレが遠いなどの症状を持っている人は、水分摂取に気を付けて肝臓の働きを正常化しましょう。
ただし、沢山の量を飲めば良いというわけではないので注意が必要です。
1日1.5L程の量をできるだけ常温で、喉の渇きを覚えないようにこまめに摂取しましょう。
身体に適度な水分量があるだけで肌の代謝が促進されるので、細胞の修復力も高まりニキビや吹き出物が出来にくい肌を目指すことができます。

睡眠環境が関連している可能性

睡眠と肌はとても深い繋がりがあります。
人は睡眠を開始して約1~2時間程の間に、ノンレム睡眠(身体も脳も休息している状態)に入ります。
このノンレム睡眠時に、成長ホルモンを多く分泌して体内の機能を修復、改善しているのです。
細胞の修復や免疫力の向上、そして美肌成分の分泌など、肌にとって必要不可欠な働きも睡眠中に活発になるので、寝不足な状態では美肌は手に入りません。

就寝時や就寝前の環境は、眠りの質と大きく関係することがあります。
・テレビがついている
・灯りがついている
・雑音、騒音が多い
・深酒をした状態での睡眠

上記のような環境では、身体が休めていても脳が休めていないケースが多いので、免疫力も低下してストレスも緩和することができません。
睡眠環境を見直して、まずは自分がリラックスして眠れる環境を整えましょう。
身体も心も深く休めるような睡眠を、毎日しっかりととるようにしてください。

Profile このコラムは私が担当しました!

徳永 真理

徳永 真理先生とくなが まり

シロノクリニック銀座

「手術をしない美容医療によって、美しくすることができる」ところに魅力を感じて、美容皮膚科へ。注入箇所・量、デザインの精密な見極めが要求される、ボトックスやヒアルロン酸注入を得意としています。シロノクリニックのリーダー的存在、全治療のエキスパートです。

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