美白を目指す女性の新常識!飲む日焼け止めで行う紫外線対策
公開日:2019/05/06 / 最終更新日:2022/05/23
美白や美肌を目指す女性にとって、毎日の紫外線対策は欠かせません。紫外線対策といえば、日焼け止めを塗る、帽子や手袋を着ける、日傘を差すといった方法を思い浮かべますが、新しい紫外線対策方法として「飲む日焼け止め」があるのをご存知ですか?
今回は飲む日焼け止めの肌への影響や成分、服用方法などをご紹介します。
従来の塗る日焼け止めについて
従来の日焼け止めは塗るタイプが多く、肌の老化防止には欠かせないアイテムとなっています。日焼け止めには紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類が使われており、それぞれ役割が異なります。
・紫外線散乱剤とは
酸化チタンや酸化亜鉛などの粉末で紫外線を物理的に散乱・反射させることで、皮膚への影響を防ぎます。白浮きする特徴がありましたが、製品の改良が進み白浮きしにくいものも出ています。
・紫外線吸収剤とは
紫外線エネルギーを化学的な反応によって吸収し、熱や赤外線に換えて放出します。人によっては肌への負担が大きいため、肌の弱い方は紫外線吸収剤の含まれないノンケミカルタイプを使用すると良いでしょう。近年、肌に優しく使いやすい製品も増えています。
塗る日焼け止めは塗り残しや塗りむら、推奨される使用量より少なく使用すると紫外線対策の効果が薄れてしまいます。また、時間の経過と共に効果が減少するため、塗りなおす手間がかかります。
飲む日焼け止めの効果
飲む日焼け止めは新しい紫外線対策方法で、紫外線対策サプリとも呼ばれます。塗る日焼け止めや日傘などで防げなかった紫外線を、飲む日焼け止めでカバーして肌を守ります。塗る日焼け止めで肌が荒れる方、アウトドアや屋外のスポーツが好きな方などにお勧めです。
飲む日焼け止めはサプリメントによって成分が異なります。主な成分を3つ、効果とあわせてご紹介します。
1.ニュートロックスサン
強い抗酸化作用を持っています。紫外線による活性酸素の発生を抑えることでアンチエイジング効果が期待されています。
2.フェーンブロック
紫外線がもたらす体内の変化を防ぎます。抗酸化、免疫防御、肌の老化を防ぐといった効果が期待されています。フェーンブロックはシェードファクター、PLエキスとも呼ばれています。
3.ブライトニングパイン
メラニン生成の抑制やターンオーバーの促進、保湿効果が期待されています。
飲む日焼け止めの注意点
飲む日焼け止めは誰でも安全に服用できるのでしょうか。服用の方法や副作用についてご紹介します。
・服用方法について
飲む日焼け止めは薬ではないので飲む時間帯は指定されていませんが、外出する1時間から2時間前に飲むと良いといわれています。また、毎日飲み続けることで紫外線から肌を守る効果が高まります。
・副作用や服用できないケース
飲む日焼け止めは食品から抽出された成分でできていますが、安全性が確立されてはいないため、妊娠中や授乳中の方、高血圧や糖尿病など持病のある方は服用を控えるか、かかりつけの医師に相談することをお勧めします。
美白の新常識・飲む日焼け止めは普段のUVケアと併用することで、より紫外線対策が期待できます。体の内側から紫外線対策をして、若々しく美しい肌を維持しましょう。