ダイエットの敵! 停滞期を乗り越える3つの対処法
公開日:2017/07/14 / 最終更新日:2019/10/16
ダイエットをスタートすると、はじめのうちは調子よく体重を減らすことができるのですが、次第に体重の減りが少なくなります。そしてまったく体重が減らなくなり、微妙に体重が増加してしまうときもあります。
それが「ダイエットの停滞期」です。停滞期はダイエットをしていく上で必ずといっていいほど訪れるものです。
停滞期が訪れる理由
なぜダイエットに停滞期が訪れるのかというと「ホメオスタシス」という体の機能が働くためです。体重が減少していくと体が自らの危機を感じてしまい、消費エネルギーを節約して、貯め込みはじめてしまいます。そのため体重の減少がピタリと止まり、たまに体重が増加するのです。
しかし停滞期が訪れても、さらに食事の量を減らしたりする必要はありません。この停滞期の期間はだいたい2週間~1か月程度となっているので、ここを乗り切ることが大切になります。
では停滞期には、どのように過ごしていけばいいのでしょうか。
・食事日記をつける
毎日3食何を食べたのか記録を付けましょう。記録を付けることで自分が何を食べているのかをはっきり知ることができ、足りていない栄養素にも気付くことができます。何気なく食べている食事ですが、食事日記をつけることで計画性を持ってダイエットに取り組んでいけるのです。
・我慢していたものを食べる
ダイエット中に食べたいものを我慢している方は多いと思いますが、停滞期に入ったときに思い切って我慢していたものを食べてみましょう。甘いものが好きな方は、ケーキを食べると気分転換にもなることでしょう。
なぜ停滞期に入ったときに我慢していたものを食べたほうが良いのかというと、エネルギーを増やすことでホメオスタシスの機能を解除するキッカケになるからです。1日だけ我慢していたものを食べた後は、停滞期前の食事に戻しましょう。
また極端に食事量を減らしてしまうのも良くないので、摂取カロリーを1200 kcal以下に落とさないようにしましょう。
・新しいトレーニングなどで気分転換してみる
ダイエットのために毎日励んでいるトレーニングに体が慣れてしまうと、効果が出にくくなってしまいます。停滞期に入ってダイエットへのモチベーションが下がりそうになったときは、それまでと違った新しいトレーニングを取り入れて気分転換をしてみましょう。トレーニングの内容をまったく違ったものにしてみてもいいですし、ダイエットには関係のないところで映画館に足を運んで気分を変えてみるのもいいでしょう。
停滞期を対処する上で大切なのは、体に変化をつけることと気分転換をすることです。我慢し続けるのは非常に大変なことなので、停滞期を良いタイミングと捉えていろいろな変化をつけてあげましょう。
そうすれば辛い停滞期を乗り越えて、さらに体重ダウンできる期間へと突入できるはずです。