どうしてこんなところに? 気になるおしりニキビの原因と対策
公開日:2018/05/10 / 最終更新日:2022/07/14
ニキビができるパーツは、鼻やおでこ、あごなどの顔周りだけではありません。デコルテや背中、二の腕など、ボディにできるニキビに悩んでいるという方は数多くいらっしゃいます。
ボディにできるニキビの中でも特に気になってしまうのが、おしりにできるニキビです。今回は、人には言えないおしりニキビの原因とその対策方法についてご紹介します。
おしりニキビができる原因は?
意外なことに、おしりは皮脂の分泌量が多いパーツのひとつ。また、下着や生理用品によるムレ・摩擦などにも晒されやすい部位です。刺激によって肌の表面が硬くなり、皮膚が硬くなることで毛穴が塞がって皮脂が詰まり……と、ニキビが発生しやすい環境が整っているのです。
さらに、座った際は上半身の体重のほとんどがおしりにかかることになります。おしりが圧迫されることでさらに皮膚は硬くなり、ニキビの発生に拍車がかかってしまうことに。
おしりニキビの予防・改善方法
座る度に痛みを感じるおしりニキビは、一刻も早く改善し、二度とできないように予防しておきたいもの。おしりニキビを改善するためには、以下の3つのポイントに注意して生活することが大切です。
・おしりを清潔に保つこと
ニキビの予防・改善には、患部を清潔に保つことが最も重要です。お手洗いの際は、便座を除菌シートなどで拭いてから使用するよう心掛けましょう。また、長時間座った後などおしりのムレが気になった時は、赤ちゃん用のおしり拭きなどで汗を拭き取り、雑菌の温床となる湿気を残さないようケアしてあげてくださいね。
・通気性に優れた下着を身に付ける
おしりのムレを軽減するためには、通気性の優れた下着を身に付けるのもお勧めです。ポリエステルなどの化学繊維ではなく、コットンなどの自然素材を使った下着を身に付けましょう。
・優しく洗ってしっかり保湿
おしりを清潔に保つためとはいえ、入浴の際にゴシゴシ洗って肌を傷つけてしまえば、おしりの肌を乾燥させ、硬くする原因となります。しっかりと泡立てたボディソープで優しく洗い、すすぎ残しのないようにしっかりと流した後、ベビーオイルなどで保湿してあげるのがお勧めです。
おしりにニキビができていると、痛いだけではなく、プールや温泉などのせっかくの予定も楽しみが半減してしまいます。今回ご紹介した方法でおしりをムレや刺激から守り、しっかりと予防していってあげましょう。