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骨密度が低いとしわが増える?! 骨と肌の関係性とは

公開日:2018/06/27 / 最終更新日:2022/07/11

大野 由実大野 由実先生

骨密度が低いとしわが増える?! 骨と肌の関係性とは

歳を重ねるごとに増えていく顔のしわ。その原因は、肌の老化だけではありません。実は、骨の老化もしわやたるみの原因になっているのです。一見何の関係性もないように思える肌と骨には、一体どのようなつながりがあるのでしょうか?
気になるその理由について、骨密度を上げる方法とあわせて詳しくご紹介します。

骨密度が低いとしわができやすくなる?

加齢や紫外線によってコラーゲンが減少すると、肌のしわやたるみができやすいというのは有名な話ですよね。実は骨を構成する主な成分は、カルシウムとコラーゲン。つまり、骨密度が低いということは体内のコラーゲンが減少しているということになり、肌のハリがなくなるのも当然です。 
特に目に見えて分かりやすいのが、頭蓋骨の老化と顔のしわの関係性。頭蓋骨の骨密度が下がると、頭皮がたるみ、ほうれい線などの口元のしわが増えると言われています。見た目の若々しさ保ちたいのであれば、骨密度を上げて丈夫な骨を作ることが欠かせないと言えるでしょう。

骨密度を上げて丈夫な骨を作るには?

それでは、骨密度を上げるために心掛けたい、丈夫な骨を作る習慣をチェックしてみましょう。

・適度な運動 
運動をすると、骨に適度な負荷が加わって骨密度が上がりやすくなります。ウォーキングやスクワットなど、続けやすい運動を毎日の習慣にしましょう。

・顔のエクササイズ 
頭蓋骨の老化を防ぐためには、顔のエクササイズが有効です。顔ヨガをしたり、口の中で舌を回して顔の筋肉を大きく動かし、頭蓋骨を刺激しましょう。

・骨密度を上げる食事 
丈夫な骨を作るためには、食事から十分な栄養を摂取することも大切です。特に、カルシウムやビタミンD、ビタミンK、葉酸などの栄養素は骨の成長に欠かせません。コラーゲンの生成を促す大豆イソフラボンやビタミンB群とあわせて、意識的に摂取してください。 
また、カルシウムの多い食品とレモン果汁を一緒に摂取すると、クエン酸の効果によってカルシウムの吸収が高まると言われています。1日レモン1個分の果汁を、食事やドリンクに加えて美味しくいただきましょう。

・加工食品は控える 
ソーセージやハム、スナック菓子、インスタント食品に含まれるリンは、カルシウムを体外に排出してしまう作用があります。リンを含む加工食品を食べすぎないように気をつけることも大切です。

意外と知られていない骨と肌の関係性や、骨密度を上げる方法についてご紹介しました。残念ながら女性は男性よりも骨密度が低下しやすく、骨粗しょう症のリスクも高くなっています。今回ご紹介した対策方法を取り入れて、若々しい骨と肌を保つ努力をしていきましょう!

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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