大量の汗も怖くない! 夏のメイク崩れ対策
公開日:2019/08/02 / 最終更新日:2022/05/20
朝完璧にメイクをしたはずなのに、職場に着くと既にメイクがよれていて仕事より先にメイク直しが必要という方も少なくないのではないでしょうか。
少し動いただけでも汗をかきやすい夏は、メイク崩れ対策が必須です。
今回は、メイク崩れの対処法やメイク崩れを防ぐためのポイントをご紹介します。
メイク崩れの原因
メイク崩れの大きな原因は、汗や皮脂の分泌です。気温が高い夏は体も温かくなり、皮膚の毛穴が開いて皮脂を分泌しやすくなります。汗が流れるだけではメイク崩れはおきにくいですが、汗をこまめに拭くことでハンカチやフェイスタオルとの摩擦によるメイク崩れが起きてしまいます。
さらに、夏は1日中冷房のかかった部屋で過ごすことも少なくありません。冷房のかかった部屋に長時間いると自然と肌の水分が奪われ、乾燥してしまいます。
大量に汗をかいたあとや肌が乾燥しているときは、肌の水分バランスが崩れてしまい、失った水分を補おうと皮脂が過剰に分泌されます。水分が乾燥し皮脂が肌を覆った状態となるため、肌がベタベタとしてメイク崩れを起こしやすくなります。
目指すのはメイク崩れ知らずの肌
「メイクが崩れている」と感じたらすぐにメイク直しを行い、崩れを最小限に抑えることが大切です。また、メイク崩れを起こしにくい肌を目指して日頃のスキンケアを見直してみるのもお勧めです。
・メイク崩れの直し方
メイク崩れを起こしたときに行ってはいけないのが、崩れた部分にファンデーションやお粉を重ねることです。まず、ファンデーションがよれたり浮いたりしている箇所をティッシュや綿棒で優しく拭き取ります。
乾燥を防ぐために乳液を含ませたコットンを優しく滑らせ、その上からお粉やファンデーションを塗り直します。ここで厚塗りをしてしまうと再びメイク崩れを起こしやすいため、できるだけ薄くつけることを意識しましょう。
ベースと同様に崩れやすい目元のメイク直しは綿棒を使い、にじんだシャドウやアイラインをオフしましょう。このとき綿棒に乳液を含ませておくのがお勧めです。
・メイク崩れを起こさないスキンケアのコツ
メイク崩れを起こさないためには、土台となる肌作りが重要です。まずはクレンジングでメイクをしっかりと落とすところからスキンケアがスタートします。
その後洗顔を行いますが、皮脂の詰まりやすい夏は週に何度か毛穴の汚れにアプローチする酵素洗顔料や炭酸洗顔料を使うのがお勧めです。
その後、セラミドやコラーゲンといった保湿成分が入った化粧水でしっかりと保湿を行い、乳液やジェルで潤いを閉じ込めます。
汗や皮脂により崩れてしまったメイクは、正しくメイク直しを行うことでその後のメイク崩れを防ぐことができます。
暑い夏こそ保湿を重視したスキンケアを行い、肌の水分と油分のバランスを整えてメイク崩れしにくい肌を手に入れましょう。