肥満はほうれい線を濃くする? オバサン顔になるというのは本当!?
公開日:2018/08/21 / 最終更新日:2022/06/14
体重が増える原因は人それぞれ異なりますが、太ると顔や体にいろいろな影響が及びます。顔が大きく見えたり、たるみが出たりとさまざまなデメリットがありますが、中には「ほうれい線が濃くなる」という影響もあります。
一見、関係がなさそうにも思える肥満とほうれい線ですが、一体どのようなつながりがあるのか、対策方法を考えていきましょう。
太るとほうれい線が濃くなる!? その理由とは?
太ると顔にハリが出て、ほうれい線が薄くなるような気がしますよね。しかし残念ながら、肥満にそのような効果は期待できません。頬の皮下脂肪が増えると皮膚が支えきれなくなり、たるみが生じます。ほうれい線は頬のたるみが大きな原因になっているため、太るとその分、ほうれい線が濃くなってしまうのです。
さらに、年齢を重ねるごとに皮膚の弾力は低下していくため、より一層たるみやすくなります。そこに脂肪がつけば、ほうれい線だけでなくブルドック顔や二重あごなども招いてしまうでしょう。
肥満によるほうれい線の対策方法
・表情筋を鍛える
顔の表情筋を鍛えることで皮膚や脂肪を支える柱ができ、たるみを防ぐことができます。下のようなフェイスエクササイズを、こまめに実践してみましょう。
~表情筋を鍛える簡単エクササイズ~
1.口を「あ」「い」「う」「え」「お」の形に大きく動かす
2.ひょっとこのように突き出した口を左右に動かす
・笑顔を心掛ける
普段から笑顔を心掛けるだけでも、表情筋が使われてたるみを防ぐことができます。肌にもハリが生まれて、ほうれい線が目立たなくなりますよ。顔の肥満予防にも効果的です。
・体重のキープを意識する
太ったり痩せたりを繰り返していると、皮膚が伸びてたるみやすくなります。ほうれい線の悪化を防ぎたいのなら、大幅な体重増減は避けたほうが良いでしょう。規則正しい生活やバランスのいい食事で体型を維持することが、結果的にほうれい線対策につながります。
・むくみ対策をする
顔がむくむと、太ったときと同じように皮膚が伸びてたるみやすくなります。塩分の摂取を控えたり、体内の余分な塩分の排出を促すカリウムをとるなどして、普段からむくみを防いでいきましょう。万が一むくんでしまったときには、蒸しタオルと冷たいタオルを交互に当てて血行を促すと、早めにむくみを取り除くことができます。
ほうれい線は一度できてしまうと、なかなか消えにくく女性を大きく悩ませます。オバサン顔を防いで、いつまでも美しくいるためにも、体型キープとともにほうれい線を防ぐエクササイズなども取り入れていきましょう。