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冬はスカートが履けない… カサカサすねの原因とは?

公開日:2019/01/02 / 最終更新日:2022/06/02

大野 由実大野 由実先生

冬はスカートが履けない… カサカサすねの原因とは?

寒さが大敵の冬ですが、「タイツ無しでスカートを履いてお出かけしたい」「結婚式やパーティー、仕事などでスカートを履かなければならない」というシーンがあります。そんなときに気になるのが、カサカサすねです。すねがひび割れ、うろこ模様のようになっているためスカートを履くのを躊躇していませんか。

今回は、そんなカサカサすねの原因と対処法を見ていきましょう。

カサカサすねの原因とは?

すねは多くの方が乾燥を感じやすい部位です。頭皮や顔に比べて皮脂線が少ないため、皮脂分泌量も少なくなります。そのため乾きやすく、気温や湿度が低い冬は特に乾燥しやすくなります。

・必要な皮脂を奪う入浴法
寒い冬に血行促進のため、入浴するのは良いことです。しかし、熱いお湯に浸かったり、長時間湯船に浸かったりしていると皮脂がどんどん出ていきます。その他にも体を洗う際、強くこすったり、洗浄力が高い石鹸で洗ったりすることも必要な皮脂を奪い、乾燥を促進する原因の一つです。

・血行不良による保湿機能低下
冬の寒さで血行が悪くなると、栄養が十分に行き渡らず表皮の保湿機能は低下します。また、代謝も悪くなるため皮脂分泌量も減り、一段と乾燥しやすくなるという悪循環になります。

・減少する皮脂分泌量
皮脂線の機能は年齢を重ねるごとに衰えるため、加齢とともに皮脂の分泌量は減ります。皮脂分泌量が減ると体内の水分が蒸散するのを防いだり、外部から体を保護したりするバリア機能が乱れ、肌荒れや乾燥が起こりやすくなります。

すねを乾燥から守るためには

どのようにすればすねの乾燥を防ぐことができるでしょうか?日々の生活を少し意識するだけでできる簡単な対処法をご紹介します。

・無理に洗わない
すねは皮脂の少ない部分なので、乾燥がひどい場合は無理に洗わなくても大丈夫です。ぬるま湯をかける程度でも問題ありません。余分な皮脂や汚れだけを落とし、必要な皮脂まで落としてしまわないよう意識しましょう。

・湯船の浸かり方に注意
寒い冬は熱めのお湯に浸かりたくなりますが、浴室を湯気で温めたり浴室暖房機を利用したりするなど工夫し、39度~40度のぬるめの湯船に浸かることをお勧めします。またお湯に浸かる時間が長いと必要以上に皮脂が出ていくため、入浴時間は15分以内に収めましょう。

入浴後はすぐに水気を拭き取り、保湿ケアを行いましょう。
入浴は毎日のことなので、間違った方法で続けると乾燥が促進されます。逆に、日々積み重ねることで効果が期待できるので、継続して実践しましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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