メイクの土台となる「保湿」ケアをしっかりと！

メイクのベースとなる「素肌」がしっかりケアされていないと、メイクのベースがもろくなり崩れやすくなってしまいます。洗顔後はまずしっかり化粧水や美容液などを使い、丁寧に保湿ケアを行って素肌の土台を作っていきましょう。
ただ、油分の多いクリームなどはメイクを崩しやすくする原因になってしまいます。なるべく油分の少ない保湿成分「セラミド」などが配合された基礎化粧品を利用し、保湿ケアを行っていくとよいでしょう。どうしても乾燥が気になりクリームを使いたい場合は、夜のみの利用に留めるか、ごく少量を部分的に使用するよう気をつけることが大切です。
肌のベタつきが気になる場合は収れん化粧水などで皮脂の分泌をコントロールするのもオススメ。朝のスキンケアの最後に収れん化粧水をなじませることでメイクの持ちが良くなります。

ファンデーションは薄く塗ることを心掛けて

保湿ケアが終わったら、化粧下地を丁寧に肌になじませていきます。その際に汗をかいてしまったらティッシュやコットンなどを使って肌を軽くおさえ、ファンデーションを塗っていきましょう。
ファンデーションのポイントは、なるべく均一に薄く塗っていくこと。厚く塗るとファンデーションがヨレやすくなってしまうため、できるだけ少量を伸ばして塗ることがポイントです。とくに暑い日にお勧めなのは「パウダリーファンデーション」を使うこと。少しスポンジに水分を付けてからファンデーションを塗ると、軽いつけ心地になり化粧持ちも良くなります。

正しい化粧直しでメイクをキープ！

どんなに丁寧なメイクをしていても、時間が経てば汗や皮脂が分泌するので、メイクが崩れてしまうのは仕方のないことです。もし化粧が崩れてしまったら、まずは日焼け止めクリームなどを馴染ませたスポンジを使ってメイクをオフし、肌をリセットさせましょう。
薬局や100円ショップなどにおいてある、お徳用スポンジを持ち歩くようにすると便利ですよ。化粧をオフした上からならファンデーションを塗ってもしっかり定着し、より長持ち効果を期待できます。
また、化粧直しの後にミスト化粧水を吹きかけ、ティッシュでオフする方法もお勧め。
こうするだけでファンデーションが肌にしっかり吸着し崩れにくくなります。

化粧が崩れてしまいがちな春から夏にかけてですが、正しいメイクの手順やケア方法を意識するだけでメイクをしっかり長持ちさせることができるもの。汗にも皮脂にも負けない美人メイクで、素敵な季節を思いっきり楽しんでくださいね。