レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

授乳期の乳首に白斑ができる原因&肌ケア方法

公開日:2018/10/21 / 最終更新日:2022/06/06

牧野 輝美牧野 輝美院長

授乳期の乳首に白斑ができる原因&肌ケア方法

授乳育児が軌道に乗ってホッと一安心したのもつかの間、乳首に痛みを伴う白斑(はくはん)ができてしまい悩まされているというママもいるのではないでしょうか?
今回は、乳首に白斑ができてしまう原因とその対処法についてチェックしてみましょう。

乳首の白斑ってどんな症状?

授乳をしていると次第に乳房や乳首が痛くなり、気づいたときには乳首に白斑ができていたというケースがあります。
白斑というのは、白っぽかったり透明に見えたりするニキビのようなできもので、乳口炎とも呼ばれます。白斑ができると授乳のたびに痛みが出てしまい、授乳が苦痛になってしまうという人も多いです。また、母乳も詰まりやすくなり、白斑を放置していると乳腺炎へと進行してしまうこともあります。

乳首に白斑ができてしまう原因

乳首に白斑ができてしまう主な原因として、食事をあげることができます。授乳期は脂っこいものや甘いものを食べたくなるという人は少なくありませんが、これらを食べ過ぎると白斑が出やすくなります。また、母乳にはカルシウムが必要不可欠ですが、乳製品を摂り過ぎることで白斑を引き起こすこともあるのです。
さらに母乳の溜まりすぎや赤ちゃんの浅飲み癖も、白斑の原因のひとつ。他にもストレスや育児疲れといった精神的なものが原因となり、白斑ができてしまうこともあります。

乳首の白斑を予防する方法

白斑を防止するためには、食生活に気をつけることが重要です。母乳の詰まりを引き起こしやすい油ものや糖質を避け、お浸しなど和食を基本とするようにしましょう。母乳の質を良くするマリーゴールドなどをハーブティーとしてとり入れるのも有効です。
精神的なストレスを溜めないようにすることも大切です。時には赤ちゃんを家族の人に任せてゆっくり休み、疲れやストレスから身を守りましょう。

乳首に白斑ができたときの対処法

白斑ができてしまったときには、吸わせる角度を変えながら赤ちゃんに母乳を飲んでもらうようにすると良いでしょう。白斑ができてしまうと授乳には痛みが伴いますが、赤ちゃんに乳首を深くくわえて飲んでもらっているうちに、白斑が改善されていくケースは多いものです。
それでも治らない場合には、お風呂などでマッサージをするのが効果的です。自分でうまくマッサージができないという場合には、助産師さんに相談するのも良いでしょう。
白斑を放置していると、痛みがひどくなったり乳腺炎を引き起こしたりしてしまうこともあるので充分に気をつける必要があります。
白斑ができてしまったときには早めにケアをし、快適な授乳ライフを過ごすようにしてください。

Profile このコラムは私が担当しました!

牧野 輝美

牧野 輝美院長まきの てるみ

シロノクリニック横浜

穏やかな性格から、笑顔を絶やさず、お悩みを丁寧に聞く姿勢を大切にしている。レーザーだけでなくスキンケアにも精通。鏡を見るのが楽しみになるような、お一人おひとりの魅力を引き出す治療をご提案します。

牧野 輝美先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック横浜院

シロノクリニック横浜院

〒220−0011

神奈川県横浜市西区高島2丁目19−12 横浜スカイビル 16F

0120-965-454