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生理中は髪のカラーリングがNG? その理由と注意点とは

公開日:2018/04/09 / 最終更新日:2022/07/19

牧野 輝美牧野 輝美院長

生理中は髪のカラーリングがNG? その理由と注意点とは

女性に生まれたからには、常にキレイな髪色を保っていたいですよね。しかし、「生理中は髪のカラーリングを避けたほうが良い」といわれています。その詳しい理由や注意点、そしてカラーリングに適した時期をご紹介します。

生理中のカラーリングがNGな理由

生理中はホルモンバランスの関係で肌がいつもより敏感になります。肌のバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でも炎症を起こしてしまう危険性があるのです。そのため、生理中は刺激性のある薬剤を使用するカラーリングは避けたほうがベター。とくに生理前から生理中にかけて肌が荒れてしまうという方は、頭皮も荒れやすくなっています。頭皮も顔の肌と同じ1枚の皮膚でつながっているため、過剰な刺激を与えてしまえば、赤くなったり湿疹が出たりなどのトラブルが発生してしまうことがあります。
とはいえ、生理中にカラーリングをすると絶対に頭皮が荒れるというわけではありません。しかし、実際に荒れてしまってからでは、改善するまでに時間がかかってしまいます。大事をとってカラーリングの時期をずらすように心掛けましょう。また、カラーリングと同じようにパーマも薬剤を使うので、生理中は避けるようにしましょう。

美容室のカラーリングでもダメ?

「美容室のカラーリングやパーマなら刺激性が低いのでは?」と考える方も多いかもしれません。しかし、美容室のものでも市販のものでも、刺激性はそれほど変わりません。プロにやってもらう場合でも、セルフの場合も、やはり生理中は避けたほうが良いでしょう。
また、最近増えている低刺激のカラーリング剤を使用する場合でも注意が必要です。カラーリングをするときは、頭皮をこする回数がどうしても増えてしまいます。摩擦も炎症を引き起こす原因になるので、いくら低刺激なカラーリング剤でも、生理中は使用しないことをお勧めします。

カラーリングはいつするのがベストなの?

カラーリングをするベストタイミングは、生理後の14日間だといわれています。これは女性ホルモンの1つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が増えて、肌の調子が安定するため。エストロゲンは肌に潤いを与えて、刺激に負けにくい強い肌を作ってくれるのです。ただし、排卵日が過ぎると徐々に肌の調子が低下していくので、生理後は早めのカラーリングを心掛けましょう。
そして、生理前の7日間は、再び注意が必要になります。これは、生理前の期間はプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増えて、肌が敏感になっていくため。肌トラブルを起こさないように細心の注意を払うのであれば、生理前7日間~生理中は避けたほうが良いでしょう。

女性は生理周期によって肌の調子が変わるもの。健康的で美しい髪を保つためにも、頭皮のことを考えてカラーリングの計画を立ててくださいね。

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牧野 輝美

牧野 輝美院長まきの てるみ

シロノクリニック横浜

穏やかな性格から、笑顔を絶やさず、お悩みを丁寧に聞く姿勢を大切にしている。レーザーだけでなくスキンケアにも精通。鏡を見るのが楽しみになるような、お一人おひとりの魅力を引き出す治療をご提案します。

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